みやのひとりごと

すきなことをまったりと。

サンシャイン2期6話感想

こんにちは、みやです。

TVアニメ2期もそろそろ折り返し地点までやってきましたね。

第6話。ここまで心を揺さぶられる作品があるのかと思わせるような内容でした

リアルタイムで視聴しているとき正直声にでてしまいそうなくらい、ある意味歯を食いしばるように見ていました。本当にそれくらい大きな意味を持つ回でした。

 

今まで、どこまでも駄文で脈絡もなくマイペースで感想をここに書いてきましたが、6話にして頭の中を整理しながら文章にするという作業を感情が全て吹き飛ばしてしまうような感覚になりながらも、今こうやってカタカタやってます

 

 

物語はついに地区予選大会の会場が発表されるところからスタートしましたね

会場は前回大会と同じ場所です。

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一方、学校の入学希望者は現在57名。約束の期限まで残り1ヶ月もありません。

地区予選大会が実質のラストチャンスです

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沼津での練習中、ラブライブで全国大会出場が有力視されているグループのニュースを曜が見つけますが、そこにはSaint SnowAqoursの名前が。

Aqoursのコメントには「今後の成長に期待したい。」とのひとことがありました。

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「期待…」

 

千歌は静かにつぶやきますが、この期待という言葉は1期でも出てきましたね。

しかも今度は浦女の生徒たちだけでなく、大勢の人がAqoursに注目している、ということです。

千歌たち次第で入学希望者を一気に増加させるチャンスでもあるわけですが、それだけ地区予選が重大であることが伝わってきますよね

 

この後、善子がいつものように造作もないと振りまきますが、前回の物語を象徴するかのように梨子も善子に乗っかります

ここ、普通にギャグパートですが梨子がこんな前向きな発言するのってある意味成長でですよね。しかもめっちゃノリノリです。かわいいぞリリー。

 

それと、今回の地区予選は投票システムにより生徒数の少ない浦女は圧倒的に不利というビハインドの状態で挑まなくてはならないことも明かされました

 

その日の夜、果南は前回から大事そうに抱えていた1冊のノートを手にしますが表情は暗く、重いものでしたね

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「懐かしい…まだ持ってたんだ、それ」

 

「まさか、やるなんて言うんじゃないよね?」

 

「状況はわかっているでしょ? それに賭けるしかない。私、あの頃の気持ちと変わってないよ」

 

どうやらこのノートには2年前に3年生がAqoursとして活動していたときに使っていたダンスフォーメーションが描かれているのですが、果南は過去に鞠莉を怪我させてしまったことを悔み、そんな無茶を今度は千歌たちに押し付けるわけにはいかないと言い放ちます。

Aqoursとしてメンバーになったものの、果南の中では未だに向き合えない過去があることがはっきりしましたし、果南の持つ、誰かを大切に思う強い気持ちもこのシーンで読み取ることができますね

 

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「否定しないで。あの頃のことを。」

「私にとってはとても大切な思い出。だからこそ、やり遂げたい。あのとき夢見た、私たちのAqoursを完成させたい!」

 

このセリフ、鞠莉だからこそ言えることだよなぁと思いました

あの日起こったことが鞠莉と果南たちがすれ違ってしまった要因の一つにもなった出来事なのですが、それがあったからこそ今の関係がありAqoursがあるんですよね。

辛い現実でしたが、それを経てようやく手に入れたこの繋がりを鞠莉は大切にしたいんじゃないかと思いました。

過去に起こってしまったことから目を背けるのではなく、それを受け止め一歩踏み出すことで、あのとき求めていた自分たちの輝く姿が見つかるんです。

果南が鞠莉を大切に思うのと同じくらい鞠莉自身も果南のことが大切だから、過去の自分を責めてほしくないんじゃないのかなと。

だからこそ、鞠莉はこのノートを無駄にすることができなかったんです。「投げ捨てて」しまってはいけない、忘れてはいけない、今のAqoursと3年生たちのAqoursを繋ぐ鍵でありバトンなんだと感じました。

 

聖良との通話を経て、千歌は“Aqoursらしさ”を形にしたいとメンバーに打ち明けましたね。

そこでダイヤと鞠莉が例のフォーメーションの話を切り出します

千歌はその話を聞いて教えてほしいとお願いしますが、果南は賛成できない様子。

 

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「でも、それをやろうとして鞠莉は足を痛めた。それに、みんなの負担も大きいの。」

「今そこまでしてやる意味はあるの?」

 

「なんで? 果南ちゃん、今そこまでしなくていつするの?」

「最初に約束したよね? 精一杯足掻こうよ! ラブライブ!はすぐそこなんだよ!?」

 

「今こそ足掻いて、やれることはぜんぶやりたいんだよ!!」

 

果南の手を握る千歌。

このシーンの伊波さんの演技が光ります。

 

すごい、伝わってくるんですよね。千歌の心情が

微妙に声が上ずっていて、言葉と言葉の間の取り方、少し早口っぽく話すところが千歌の言ったAqoursらしさを形にできるかもしれない期待と、これを逃したくない必死さをこれでもかと表現していて、個人的にとても好きなシーンです

 

千歌の言葉を聞き、危険と判断すれば止めるという条件付きでノートを渡す果南ですが、千歌は大きく頷きます。

 

そして始まった猛練習。ボロボロになりながらも何度も挑戦する千歌。

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曜たちに心配されながらも、諦める様子はありません。

 

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「私ね、一番最初にここで歌ったときに思ったの。みんなが居なければ何もできなかったって。ラブライブ地区大会の時も、この前の予備予選の時も、みんなが一緒だったから頑張れた。」

「学校のみんなにも、町の人たちにも助けてもらって。…だから、ひとつくらい恩返ししたい。」

 

ここで千歌の思いが明かされました。みんながいなければ何もできない、自分はたくさんの人に助けてもらったと言う千歌。

このときの千歌の心情はどうなっていたんでしょうか?

恐らく、もがいてるんじゃないかと思いました

この時点ではできないことの不安感よりも答えを掴めるかもしれないチャンスと期待感で自信を奮い立たせているように感じました。しかし心の中ではみんなに助けてもらった自分が今度はみんなの期待に応えたいという気持ちが入り混じった状態なのかなと。

これが千歌の言う恩返しの形なんじゃないかと思いました。

期待したい自分と期待される自分。言葉は同じでも捉え方では二つの意味になるのかもしれません

 

 

その後も頑張って練習に励みます。

千歌の練習を見守る曜、梨子、果南の3人ですが曜と梨子は心配そうな様子。

果南は止めたら?と言いますが、言いだせない二人。

梨子は果南に言います。

 

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「千歌ちゃん、普通怪獣だったんです。」

 

「怪獣?」

 

「普通怪獣ちかちー。何でも普通で、いつもキラキラ輝いてる光を遠くから眺めてて。本当はすごい力があるのに…」

 

「自分は普通だって、いつも一歩退いて。」

 

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 「だから、自分の力で何とかしたいって思ってる。ただ見ているんじゃなくて、自分の手で。」

 

 普通怪獣「だった」と梨子は言ってますね。過去形。

てことは、今はもう普通怪獣じゃないということになりますよね

千歌の持つ大きな力を一番に目の当たりにしてきた梨子と曜だからこそ言える過去形

本人は気付いていませんが、二人にとって千歌は既に「普通」の殻を破っているんです。

千歌のことを良く知る果南は「怪獣?」と聞き返します。「普通」というワードを出していません。これもポイントですよね

この手伸ばす千歌のシーンやセリフは本当にいろんな解釈が含まれていますね

 

この言葉を聞いて、果南は明日の朝までにできなければ諦めてと言います。

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強く拳を握る千歌。できない悔しさと期待に応えられない不安感が押し寄せているように見えましたね。

 

諦めず夜中になっても必死に練習を続けますが、あと少しというところで上手くいかない千歌。

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「あー、もう!!」

「どこが駄目なんだろう、私…」

 

できない自分自身を責める千歌。

 

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「焦らないで。力を抜いて、練習通りに。」

「できるよ。絶対できる!」

 

「頑張って!」

「見てるから」

 

曜と梨子が千歌を励まします。

さらに1年生組からも応援され、千歌は再挑戦しますがまたしても上手くいかず。

 

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「なんでだろう… なんでできないんだろう… 梨子ちゃんも、曜ちゃんも、みんな、こんなに応援してくれているのに。」

 

「嫌だ。 …嫌だよ! 私、なにもしてないのに!なにもできてないのに!!」

 

できないこと。みんなの応援に応えられない自分に千歌は歯を食いしばりながらこう言いましたね。腕で目元が見えませんが自分はこのときの千歌は涙を流す寸前だったと思います。

1話で奇跡を起こすまで絶対に泣かないと決めた千歌ですが、ついに挫けそうになり涙を流しそうになりますが、ここでそれを止めたのは曜と梨子の言葉でした。

 

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「いまのAqoursができたのは、誰のおかげ? 最初にやろうって言ったのは誰?」

 

「それは…」

 

「千歌ちゃんがいたから私は、スクールアイドルを始めた。」

「私もそう。みんなだってそう。」

「他の誰でも、いまのAqoursは作れなかった。」

「千歌ちゃんが居たから、いまのAqoursがあるんだよ。そのことは、忘れないで」

 

「自分のことを普通だって思ってる人が、諦めずに挑み続ける。それができるって、凄いことよ! 凄い勇気が要ると思う!」

「そんな千歌ちゃんだから、みんな頑張ろうって思える。Aqoursをやってみようって、思えたんだよ!」

 

「恩返しだなんて思わないで。みんなワクワクしてるんだよ! 千歌ちゃんと一緒に、自分たちだけの輝きを、見つけられるのを。」

 

ここから最後まで6話最大の見どころであり怒涛の展開です。

正直、全シーンとセリフをピックアップしたいくらいです。

 

まず、自分がずっと思っていた2期では曜と梨子が千歌を支えたり背中を押して引っ張っていく描写が見たいという願いをこの回でも見せてくれました。

(今だから言えますが次の回でも見れましたね)

 

いまのAqoursを作り上げたには間違いなく千歌です。曜や梨子も、1年生や3年生たちを引き寄せたのは全て千歌の言葉や行動でした。

そもそも、「いまのみんながあるのは自分のおかげだ。エッヘン」なんてことを言える人間なんてそうは居ないんですよね。ましてや自分のことを普通だなんて言っている人間なら尚更です。

自分の持っている力の大きさに気付くの自身からではなく周りの人間からです。

普通という殻を被ってしまった千歌がそれを脱ぎ捨てるきっかけをくれたのは一番近くにいた曜と梨子の言葉と、それを同じように信じている仲間が居たからでした

そして頑張って練習しているのは千歌だけじゃないんです。善子の腕には湿布が貼ってあったりと、みんな猛練習しているとわかる描写もたまらないですよね

 

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「千歌、時間だよ! 準備はいい?」

 

千歌は大きく頷き、走りだします。

夜明け。太陽が顔を出しますが、この描写は2期1話と全く同じですね。

Aqoursがみんな一丸となり再び立ち上がるときに必ず太陽が彼女たちを照らしだします。

 

最後に笑顔を見せて果南は言います。

ここ、笑顔なんですよ… やられました。

 

あれだけ反対したり心配していた果南が笑って千歌を待っているんです

やはり鞠莉の言っていたように果南も千歌なら必ずやってのけると信じていたんです

みんなの言葉を聞いて、そして昔から千歌のことを見てきた果南は信じることができた。だからこそ笑顔で待っていられたんです

 

ずっと過去の事で悩んでいた果南。危険を伴うパフォーマンスやフォーメーションを千歌たちに押し付けてしまっているのではないかという気持ちが果南の中で残っていましたが、旧Aqoursの思いが千歌たちに託され、それを成功させたことで果南自身もきちんと過去の出来事と向き合うことができたからこそ、

 

「ありがとう。千歌」

 

と言えたんです。

 

そして挿入歌。「MIRACLE WAVE」。

千歌の練習していたのはロンダートからのバク転でしたね。

この曲もいろいろと思うところはありますが、ここでは割愛。

 

伊波さんがいってたように3rdライブでびっくりさせられるかもしれないですね…

 

 

披露後、千歌は言います。

 

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「私たち9人が見たこと、心を動かされたこと、目指したいこと。その素直な気持ちの中に輝きはきっとある!

 

「みんな信じてくれて、ありがとう!」

 

もう、最後のこの言葉でまたやられました。

千歌は普通であった自分が感じていた、こうなりたいという素直な気持ちの中に目指す輝きはあると気付きます。

それは9人全員が持ってる輝きなんですね。

初見のとき、ずっと暗い表情が続いていたので千歌の元気なこの笑顔が見れて嬉しかったですね!

 

…途中から泣きながら見ていたのは内緒ですw

 

 

さて、第6話。本当に最高の回でした。

この記事書くのに見直す度に毎回涙を浮かべていたのでめちゃくちゃ体力使いましたw

 

ぶっちゃけ6話でここまで泣かされるなんて全然思ってなかったんですけど、一気に物語が加速したような感覚もありました。

7話も視聴済みなので言えますが、かなり大きく進みましたよねー

 

残り約半分。Aqoursの物語はどうなるのか。最後までしっかり見届けたいですね。

サンシャイン2期5話感想

 こんにちは。大阪ファンミ楽しかったです、みやです

5話感想です。ついにきましたね、よしりこ回。

 

ほんと頭からケツまで「かわいい」のひとことでしたねw

しかし、ただキャラクターがかわいかっただけで終わらせないのがラブライブです。

よしりこ回ですが、やはり推しの回ということもあるので今回は梨子寄りで感想を書いていきたいと思います。

 

物語は善子が迷子の犬を拾ったが家では飼えないから梨子に預かってもらうことになるが、無事に飼い主が見つかり引き渡すもこの出会いは運命だという善子は梨子と共にもう一度犬に会いに行くが、というものでしたね。

 

始まりはまたしても雨。

2期では雨のシーンが非常に多いですよね。

雨が千歌たちの直面している壁を表しているようにも思えます。

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「雨降って地固まる」という言葉がありますよね。意味は揉め事など悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりしてよい状態になることのたとえ だそうです。

 

この言葉に当てはめるなら揉め事とは各話で起こる問題、課題です。

それを乗り越えた後には必ず各キャラの成長や前進が待っています。今回もこれに当てはめることはできる、かも?

 

さて、梨子は偶然にも犬を拾って面倒を見ている善子に出会い、少しの間飼うことをお願いされます。

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このシーンの犬から逃げる梨子、かわいいですよねーw

 

善子は梨子に「堕天使ヨハネにとって、神々の黄昏に匹敵する重大議決事項なの!」

とお願いしますが、いつも厨二的な発言をするとはいえ今回はどうやら普段以上に深刻そうな面持ちです。

しかも偶然梨子に会ったとはいえ犬が苦手なことは知っているのになぜ梨子にお願いしたのか。梨子の言葉通り家も近い曜にお願いしてもいいはずです。

自分にとっての善子は「運命」というキーワードがとても重要になってくると思っているのですが、これもそのうちのひとつだと思います。これはもう少し後で詳しく説明しますね

結局引き受けた梨子ですが、未だ触れることができませんが次第に犬のことが好きになっていく姿が描かれています

終いには犬に「ノクターン」という名前まで付けちゃいますね。

調べたりした人も多いかと思いますが、ノクターン夜想曲という意味の言葉です。

ショパンやリスト、ドビュッシーなどの作品で有名な正に梨子らしい名前の付け方です。梨子にとって心が大きく動いたシーンでは夜の描写が多いんですよね。

1期2話や10話などがそうですが、名前を決めた理由が自然と思い浮かんだ曲のことならノクターンを選ぶのもわかるような気がして良いですよねー

ちなみに善子の付けた「ライラプス」というのはギリシア神話に登場する犬の名前で、どんな獲物も逃さないと運命に定められている犬らしいです。

ここでも運命というキーワードが隠されていますね。

 

無事に飼い主が見つかり引き渡しますが、あんこ(ノクターン)と別れる際のシーンで右手をぺろりと舐められます

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今まで近くに犬がいただけで体の仰け反るくらい苦手だったのにこの距離まで近づくことができていますね。これだけでもずいぶん成長してますが、

 

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自分でも少し驚いたような表情をしていますね。

この演出においては「手」がキーワードです

 

その後、2人とも情緒不安定になるほどあんこのことが忘れられなくなりますが…

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梨子が茫然としながら描いたこの絵ですが、まぁ見事に逢田梨香子さんの画伯っぷりを思い出させてますよねw

初見のときは腹抱えて笑いましたが、これまで2期ではG'sマガジンなどでの設定がアニメの方に流用されたりしましたが(ルビィの裁縫設定とか)、梨子は元美術部で絵を描くのが好きという設定があったのにこれでその手のパターンは完全になくなったようですね…w

これ、作画班の方がりきゃこの絵を見てこんな画風かな?と考えて描いたのか本人が描いたのをそのまま模写したのか不明ですが、太眉に謎のケツ顎と破壊力抜群ですね…

(個人的な予想ですが本人絵じゃないような気もします。主に目の書き方の力強さがいつもより弱い気が… 間違ってたらファン失格ですね。どうしよ)

 

どうしてもあんこのことが諦めきれない善子はあんこに会いに行きます。梨子も同じく気になり同行しますが、あんこが家から出てくるまで善子は諦めず待つことを決めます。

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「どうして、運命なの?」

 

梨子が問いかけます。

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「堕天使って、居ると思う?」

「私さ、小さいころからすっごく運が悪かったの。外に出ればいつも雨に降られるし、転ぶし、何しても自分だけ上手くいかないし。」

「それで思ったの。きっと、私が特別だから見えない力が働いているんだって。」

 

「それで、堕天使?」

 

「…もちろん、堕天使なんて居るはずないって、それはもうなんとなく感じている。クラスじゃ言わないようにしているし。でもさ、本当にそういうの全くないのかなって。運命とか、見えない力とか。」

 

「そんなとき、出会ったの。何か見えない力で引き寄せられるようだった。これは絶対、偶然じゃなくて、何かに導かれてるんだって、そう思った。不思議な力が働いたんだって。」

 

ずっと運が悪かったからこそ自分のことを特別だと思うようになった善子。彼女の誰にも囚われないところはこの考えがルーツなのでしょうか。

このセリフにおいての何かに導かれたというのは善子にとってのAqoursという存在(スクールアイドル)なんじゃないかと思いました。

善子が初めてAqoursの存在を間近で見たのは3話のファーストライブでした。この日も大雨が降っていましたね。ずっと堕天使の部分を捨て切れず1人で苦悩していた時期で、知人の紹介でもなく、他の誰かから勧められたわけでのなく、まるでなにかの運命かのようにAqoursに出会った。

これって冒頭で雨の日に偶然出会ったあんこと似たような境遇なんですよね。善子はそれをあんことの出会いに重ねているから、ここまで運命という言葉を大事にしているんじゃないかと思いました。

犬を拾って面倒を見ることも、あんこを預けることになった相手が梨子なのも運命だと善子は考えていたからこその、夕暮れ時のあのシーンやセリフなんじゃないかと思います。

 

そして梨子は苦手だった犬を克服するためにしいたけに触れてみようと再びチャレンジします。

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「私ね、もしかしてこの世界に偶然て無いのかもって思ったの。」

 

「偶然は、ない?」

 

「いろんな人が、いろんな思いを抱いて、その思いが見えない力になって、引き寄せられて。運命のように出会う。全てに意味がある」

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「見えないだけで、きっと…!」

 

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「そう思えば、素敵じゃない?」

 

運命のように出会う。全てに意味がある。

このセリフ、梨子が言うからこその意味の大きさがありますよね

 

無事に犬が苦手だということを克服できた梨子はしいたけを優しくなでます。

梨子にとって心が向きあったり通じ合うときって「手」で触れるんですよね。ピアノをやっているという事からも、梨子にとっての手は重要な心を通わせるひとつの手段となっているんじゃないかとも思います。

そして目には見えない力、梨子のプロフィールでの自己紹介の好きな言葉に「心の目で見なければものごとはよく見ることが出来ない、肝心なことはいつも目に見えないんだ」というものがあります。星の王子様の一説ですね

なんだか、この言葉が好きな言葉であるのもこういう経緯があったからかな?と思えるような気がしていいですよね

こうやって推しが成長していく姿が見れると嬉しいですよね!

 

さてさて、第5話 よしりこ回でしたが2人のどちらか片方に寄るのではなくどちらも同じようにフォーカスが当てられていたのが良かったですし、今後重要になってくる限られた時間というのも表向きになってきました。

もう既に6話の放送は終了しているので、次がどんな展開になるのかは既に知っていますし、6話は涙なしには見れないほどの重要な回でしたね。

次回もだらだらと感想を書いていきたいと思います。

サンシャイン2期4話感想

こんにちは。みやです。

TVアニメ ラブライブ!サンシャイン!!2期の放送がスタートして1ヶ月が過ぎましたね。毎週楽しみがあるというのは時間が早く感じられますよねー

 

今回は2期4話の感想です。ダイヤさん回ですね!

 

予備予選、学校説明会を無事に終えた千歌は楽しげな表情を浮かべていました

予備予選の結果発表を前にしても不安げな様子はなく、むしろ自信に溢れていましたね

3話でMY舞披露後は少し不安げな表情を浮かべた千歌のカットがありましたが、それを感じさせないような力強いセリフでした。

 

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自信に満ちた千歌の視線は上を向いてますね。

 

さらにここで個人的に衝撃だった描写が...

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「昨日、聖良さんにも言われたんだよ」

「私が見る限り、恐らくトップ通過ね」

 

このシーンで聖良さんが2期に初登場しましたね。それよか、千歌が聖良さんとやりとりしているということがしれっと描かれていました。これってかなり重要ですよね

今後どういった展開になるかまでは予想できませんが、お互いがちゃんと存在を認識しているということです。Aqoursとしては現スクールアイドル界の実力者として、Saint Snowとしては見過ごせないダークホースとして良いライバル関係になっているのかもしれませんね。

 

そして結果発表、Aqoursは見事に予備予選をトップで通過しました!

思わず果南に抱きつく花丸。

善子は鞠莉と堕天使ポーズをします

 

この組み合わせは2話で予選曲の作曲で対立していた組み合わせですよねー

予備予選を終え、更に絆が深まった姿が描かれています

そんな4人の姿をみてぽかんとするダイヤ。

 

OP後、3話での無茶な移動が原因でAqoursは金欠状態に...(まるで今の僕みたいな感じですね!)

このままだと東京への移動はアヒルさんボート必須です。

 

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このシーンのアヒルさんボート、首に蝶ネクタイが付いてるのですが、

 

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実はラブライブ!2期の11話でμ’sみんなで遊びに行ったシーンで乗ったボートも首に蝶ネクタイが付いているんですよねw ほんと細かい...

 

貯金箱の中には5円玉のみ。

どうするか考えあぐねるAqours

 

「果南“ちゃん”はどう思うずら?」

「そうだねぇ...」

 

ラブライブ サンシャイン 2期 4話 感想 1079

「果南、“ちゃん”...?」

 

(神頼みしてまでお金を増やそうとして)

「というか、神頼みするくらいなら...」

「...鞠莉“ちゃん”!!」

「小原家の力は借りられまセーン!」

 

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「鞠莉、“ちゃん”...??」

 

急激に1,2年生との仲を深めていく果南と鞠莉にどうやらダイヤはヤキモチを焼いてる様子。

 

「もしかしてダイヤ…妬いてるのぉ~?」

 

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「ま、まさか! 生徒会長としてちゃんと規律を守らねば、皆に示しがつきませんわ!」

 

相変わらずお堅いダイヤ。

 

「ただ…」

「ただ?」

 

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「ただ… なんでもありませんわ! 鞠莉さんたちも、上級生であることの自覚を無くさないように!」

 

しかしダイヤは本音を言えません

帰り道、思い耽るダイヤはこのあとから色々と模索し始めましたねw

 

バイトを探す2年生組に話しかけるもお気楽ムードな3人(2人?)に思わず喝を入れてしますダイヤ。

 

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このシーンのモジモジするダイヤさんめっちゃすきw

 

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次にダイヤの提案でフリーマーケットに参加することになったAqours

ここで一気に信頼を得られればとダイヤは気合いを入れます。が、

 

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いつものお硬い部分がでちゃいましたねw

しかし鞠莉はホテル内の彫刻を売る気だったんですねこれ…w

 

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なかなか思い通りにいかないダイヤ。

3年生のときと状況は違えど、ここまで人間関係に悩むダイヤの姿が初めてオープンになりましたね。

この様子にいち早く気付く千歌。本人ではなく果南に何かあったのかと声をかけます

このシーンの果南良いですよね。3年生たちと話してる時は友だちらしくフランクに話しますが、千歌と話すときはしっかりお姉さんしてるんですよねー

 

みんなと別れたあと、果南と鞠莉はダイヤに問いかけます。

なかなか本音を言えないダイヤ。言葉を濁しなんとか誤魔化そうとしますが2人にはバレバレの模様。

 

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「ダイヤは誤魔化すとき、必ずホクロのところを掻くんだよ」

 

というダイヤの可愛らしい一面が見れますね。ほんとかわいいな…

 

どうやらダイヤは他のメンバーから“ダイヤちゃん”と呼ばれたいみたいです。

本人によると1人だけ違う呼び方をされるなど、互いに距離感があるのはチームとして問題がある…ということでしたが、さて。

曜のお願いでAqoursはみとしーでアルバイトをすることに。作中ではみとしー初登場でしたね。

最初のイルカがジャンプするシーンは完全に恋アクを意識してますね。制服もPV内の縞模様のポロシャツでしたし、うちっちーの中に曜が入ってますしw

 

この機会に距離を縮めようと自ら話題を振ったり優しく?接するダイヤ。

しかしいつものお硬く真面目なイメージからか誤解されて空回り…

思い切って曜と善子にちゃん付けで呼ぶも…

 

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とてつもない違和感を植え付けてしまうことに。

 

 

見かねた果南と鞠莉は千歌たちに事情を説明します。

最初から言ってくれればよかったのに、かわいいところがあると優しい言葉をかけるAqoursたち

 

「だから、小学校の頃から私たち以外は、なかなか気づかなくて…」

「真面目でちゃんとしてて、頭がよくてお嬢様で、頼りがいはあるけど、どこか雲の上の存在で、」

「みんなそう思うから、ダイヤもそう振舞わなきゃって、どんどん距離をとっていって…」

 

「本当は、すごいさみしがり屋なのにね…」

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真面目でしっかりしているからこその周りから距離を置かれるうえに、お嬢様という立ち位置がさらにその溝を深めてしまい、その性格が故に自らもそうしないといけない、言ってしまえばダイヤはこれを運命のように感じていたのかもしれませんね。

本当は優しくてスクールアイドルが大好きなどこにでもいるような年相応の女の子なのに、こうなってしまった自分を変えたいという願いもあったからここまで思い悩んでいたのかもしれません

 

あと、このシーンの「さみしがり屋」というセリフなんですけど、これ聞いたときに最初に脳裏に浮かんだ曲があるんですよね

 

AZALEAの「GALAXY HidE and SeeK」です。

この曲に関しては考察をかなり細かくしている人も何人かいるので、一度探してみてその方の記事をぜひ読んでみてほしいです。

4話を見た後にこの曲を聴くと価値観が一気に変わると思いますよ!

 

話を戻します。

館内を走り回る幼稚園児たちに手を焼くAqours

しかしダイヤは持ち前のスキルで園児たちを見事にまとめあげます。

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このシーンで改めてAqoursはダイヤがダイヤであってほしい理由を目の当たりにしたんじゃないかな、と思いました。

その全てはラストシーンで千歌が口にします。

 

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「結局、私は私でしかないのですわね…」

 

「それでいいと思います。」

「私、ダイヤさんはダイヤさんで居てほしいと思います。たしかに、果南ちゃんや鞠莉ちゃんと違って、ふざけたり冗談言ったりできないなって思うこともあるけど、」

「でも、ダイヤさんはいざとなったとき頼りになって、私たちがだらけているときは、叱ってくれる。 ちゃんとしてるんです!」

 

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「だから、みんな安心できるし、そんなダイヤさんが大好きです…!」

「だからこれからもずっと、ダイヤ“さん”で居てください!よろしくお願いします!!」

 

「せーのっ!」

 

「ダイヤちゃん!」

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最後のダイヤのこの表情の移り変わりが4話で一番好きなシーンなのですが、最初は驚いたような表情が、笑顔を見せて最後には少し困ったような表情をするんです。その中でも笑っているんですよね。この描写、最後のワンカットがあるのとないのとじゃ、全然意味が違ってくるんですよね。言ってしまえば笑って終わりでも良かったんです。

ダイヤはこのとき、どんな心境だったのでしょう?

人によっては答えが変わってきそうですよね。

自分らしくあることを受け入れ、それを必要としている人たちに出会えたんです。あれだけ呼び名で迷っていたことが少し可笑しく思えるくらい、些細なものだったのかもしれませんし、重く考えていたことにようやく答えが出せたことの安心感も少し含まれていそうな気もします。

 

ここでようやくダイヤちゃんと呼んでもらえたわけですが、個人的には恐らくこれからも、みんなからはダイヤさんと呼ばれるような気がします。

それは今までの「ダイヤさん」ではないんですよね。言葉はそのままですが、さん付けでも中身は「ダイヤちゃん」という親しみを込めたうえでの「ダイヤさん」呼びになってるんじゃないかなと、そんな気がしました。

1人だけさん付けだから…という理由で距離感を感じるのは普通ですが、1期では裏でたくさんのことを行い、2人の関係に悩み、大好きなスクールアイドルの話も表でせずにずっと抱え込んでいたあの強いダイヤさんが、呼び方で悩むって展開がたまらなく好きなんです。

もしかしたら、「え、その程度の悩み?」と感じたコミュ力の高い人もいると思います。そんなしっかりしたダイヤさんがAqoursの一員になったことで本来の彼女の持つ、さみしがり屋な一面を持った年頃の女の子な部分が悩みとして描かれたのが個人的に良かったです。

 

さて、ダイヤさん回の4話でしたが、この回でダイヤさんがもっと好きになれたという人も多いんじゃないでしょうか?

 

2期は各キャラの掘り下げが見られますが、よくある回想やこれまで語られていない部分での掘り下げではなく、あくまで現時点でのキャラにフォーカスをあてて未だにオープンになっていないパーソナリティの部分を引き出しての掘り下げが行われているような印象を受けました。(前の記事でも言ってたっけ?w)

 

次回は、ついにきました。

よしりこ回です。推しの回です。

既に放送終了ですが、また感想を書けたらな、と。

サンシャイン2期3話感想

こんにちは、昨日からみら僕をひたすら聴いてます。みやです。

今回は直前更新になりませんでしたね 笑

ラブライブ!サンシャイン!!2期3話の感想です

 

3話というと、大きく物語が動く回というイメージが自分にはあるのですが、今回は色々と情報量の多い回でしたね!

いつも通り、振り返りつつ感じたことをピックアップしていこうかと思っていた

...つもりが、記事を書いてて途中で気付きました。

 

 

書きたいところが多すぎる...

 

なので特に3話の中での見どころである予備予選前からエンディングにかけてピックアップしていきます。

 

2話の最後で鞠莉の携帯に入った着信は残念ながら吉報ではなく、学校説明会は延期という連絡。ラブライブ大会予備予選日と同じ日にずれ込むことに。

なんとかしてどちらも参加するため、最善の策として二手に分かれて説明会と予備予選の両方に出ることを千歌たちは決めるが...

というのが大まかなあらすじでしたが、またここでひとつの壁に千歌たち直面しましたね。

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説明会とラブライブ大会、どちらを取るか。究極の2択を迫られます。

考えあぐねる中、千歌は常にどちらも諦められないと強く気持ちをあらわにします

千歌と梨子が夜に会話をするシーンがありますが、この回でも対比での描写が目立ちましたね。

 

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1期2話で2人が手を伸ばす場面ですが、今回変わっているのは千歌が夜空を見ているところです。千歌の見る景色は2期1話のさかさまに映った内浦の海と同じく反転しています。そして2人の表情は1期のときと違い、穏やかで不安な様子はありませんでした。

手伸ばすも届くことはありませんでしたが2人は笑い合います。今回はまだ奇跡は起こせなかった、ということでしょうか?

ここで梨子が最も現実的な案を出します。

 

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「つまり私たちは1人じゃない。9人いるってこと。」

 

翌日、千歌は他のメンバーに4人と5人に分かれて説明会と予選に出る事を提案しますが浮かない表情です。

ですが善子は「それでAqoursと言えるの...?」と返したように、みんな不安で完全には賛同しきれない面持ちでしたね。

その後の2年生組の会話でも、この案が良い事だとは誰一人として思っていないことがわかります。

 

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「本当に良かったのかな?」

「良くはない。けど、最善の策をとるしかない。私たちは奇跡は起こせないもの

 この前のラブライブの予選の時も、学校の統廃合の時も...

 だから、その中で一番良いと思える方法で精一杯頑張る。それが私たちじゃないかっ

 て、そう思う。」

 

この場面でも梨子は最善の策という現実的な捉え方をしていますね。しかしそれは「こうするしかないから...」という決して卑屈であったり後ろ向きな発言ではありません。

 

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 いま目の前のことを否定したり逃げたりするのではなく、起こっていることを受け止め、その中で精一杯頑張るという前に進もうとする意思はしっかり持っていることがわかります。そしてこの言葉は1期13話でのこのセリフとつながっていると思います。

 

「そして決めました。私たちは、この街と、この学校と、この仲間と一緒に私たちだけ

 の道を歩こうと。起きること全てを受け止めて、全てを楽しもうと!

 それが、輝くことだから!!

 

ですが、彼女たちはまだ奇跡を起こすことができていません。はたしてこの先どうなるのでしょうか?

 

 

そして迎えた説明会と予備予選当日。よいつむトリオは学校で宣伝活動、志満姉と美渡

姉も予選の応援に駆けつけてくれました。やたら堕天ポーズをとる志満姉が印象的でしたね 笑

場面は変わって舞台裏。2年生と黒澤姉妹の5人が予選組になったわけですが...

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この衣装ですよ!

和服!未熟DREAMER衣装が大好きな僕は既にテンションがおかしくなっていました 笑

そして「お待たせ致しましたわ...」とダイヤの声が聞こえたとおもったら

 

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あああああああああああああああああ!!??

いや、ダイヤさん... あなた... めっちゃ衣装似合いますやん...

 

素敵な衣装に大満足な僕でしたが、このシーンでのルビィのセリフが初見のときからずっと引っかかっていました。

 

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「ルビィ、ずっとずっと思ってたんだ。お姉ちゃん、絶対似合うのにって...」

 

ここなんですけど、似合うというのはもちろんこの衣装のことですが、いくら予選のために前々から衣装を作っていたとはいえ、涙を浮かべるのはよっぽどのことなんじゃないかと思ったんですよね。

しかもダイヤは浦女の生徒会長なのに予選の方に出演していいのかな?とも少し考えたり

 

これに関しては完全にこういう経緯だったらいいなぁと思ったことなんですけど、説明会組と予選組に分かれるとき最初はダイヤは説明会側だったんじゃないかと思いました。

ルビィは曜と一緒に衣装係を担当していましたが、曜の「今回のルビィちゃんが作った衣装、すっごくかわいい!」というセリフからMY舞衣装はルビィが作ったことがわかります。そして3年生が初めて加入した未熟DREAMER衣装も和服のようなデザインです。

この曲は3年生がAqoursとして活動していた時期から存在していた曲であり、前回の2話からルビィは衣装係のダイヤの手伝いとして当時から衣装作りに関係していたこともわかっています。

このことからルビィは衣装というものを作る際、常に自分に近い人物をモデルにして衣装を考えていくタイプなんじゃないかと思いました。その人物はもちろん姉であるダイヤで、彼女は家柄や琴を弾くことから普段からよく着物を着ていますよね。

つまりルビィにとってダイヤに一番似合う衣装は和服だという考えが根底にあるんだと思いました。

自分が自信を持って似合うと思う人物に衣装を着てほしいと願うのは当然です。

そこでルビィはみんなにダイヤを予選の方に出演してもらえるようお願いしてそれが叶ったからルビィは涙を浮かべながらこう言ったじゃないかなーと妄想をふくらませています。

これぞ姉妹愛ですよね。2期になってこういう2人の関係を更に深く見ることができるようになって本当に嬉しいです!

結果9人全員で歌うことができたのでルビィも嬉しかったんじゃないでしょうか。

 

さて、いよいよ本番です。

5人でステージに立つも全員表情は暗く不安に満ちた様子です。

 

メンバーの欠けた状態で歌うのは今回が初めてではないですが状況や心境はあのときとはまったく違います。ましてやこの9人で最後まで足掻いて奇跡を起こそうと誓った今の彼女たちにとって最高のパフォーマンスができるのはもうこの時点で9人揃っていないと駄目なんです。

結果、残りの4人がこちらの方にかけつけるのですがここのBGMが『友情Diary』(もしくはそのアレンジ?)なのが良いですよね~

予選披露曲は『MY舞☆TONIGHT』という曲でしたね!

作、編曲はお馴染みのEFFYさんです

 

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和ロック曲でしたね!こういう曲は個人的に好きですし2話で使われたBGMのアレンジになってて、こういうのが聴きたいなぁ~と思っていたものがズバッと叶って嬉しかったですね!(詳しくは2話感想記事みてね)

この曲の衣装ですが良く見ると和服モチーフだけじゃなく生地の質感やショート丈のパンツスタイルなのがロックですし、歌詞の中にも「焔(ほむら)」という単語や鞠莉のエアギターのような振り付けから2話であったように各メンバーの好きなものを含んでいる辺りさすが畑亜貴さんって感じですね

そしてもうひとつ個人的に大好きなのがダイナミックなカメラワークです

カメラが本当によく動くんですよこれ。最初の天井を映すのを見て和傘みたいになってるのにも気付けたし、特に千歌の背後を天井を映すようなローアングルでグイっと下をくぐって正面に移動するところとサビの梨子、鞠莉、果南の順に流れるようなカメラワークがお気に入りです。ほんとかっこいい。

 

披露後、千歌を先頭に急いで学校へ向かうAqours

友だちのみかん畑の運搬用の貨物車で山を突っ切って一気に学校まで移動するというものですが今回のこの問題に対して他の誰の手も借りず、千歌や浦女のみんなの力のみで解決しようとしているということですかね。

 

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あとここ、シャツの色がまんま1stライブTシャツですし、貨物車の操縦席に果南がいるのって完全に2ndライブを意識していますよね...!

酒井監督のこういうとこ、いいですよね~!ほんとニクイ演出ですよね 笑

おまけに果南が操縦桿をぶっ壊して止まらなくなると最後まで慌ただしいところがAqoursらしいですね。

これは、いまはもう彼女たちはブレーキが効かないという意味合いにも思えます。

 

 

そして物語は佳境に入ります。

最後は浦女まで走って向かう千歌たちですが、タイムリミットは迫ってきています

 

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「奇跡は...起こるのかな...?」

 

「私、思うんだ...! 奇跡を最初から起こそうなんて人、いないと思う。

 ただ一生懸命、夢中になって、何かをしようとしている。

 何とかしたい、何かを変えたい! それだけのことかもしれない!

 だから...! 起こせるよ、奇跡! 私たちにも!」

 

「...起こるかな、奇跡!」

 

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「起こるよ! だって...だって! 虹がかかったもん!!」

 

千歌は強くこう言いましたね。

1話でやるからには奇跡をと言っていましたが、奇跡を起こすために何かをするのではないんです

一生懸命、何かを変えたいと目の前の景色だけを見てひたすら頑張るんですよね

たったそれだけのことだからこそ、何も特別じゃない彼女たちでも奇跡は起こせるんです

この言葉に梨子はもう一度同じことを言いますが疑問形でなく、期待に満ちた言葉になっているんじゃないかなーと僕は思ってます。

 

そして千歌は虹がかかったから起こると言い放ちます。

人間、自力で雨雲を晴らすことなんてできません。1人を除いては...

それこそ何とかしたいと願い、夢中になって何かを成し遂げようと頑張った結果、虹という奇跡が生まれたんじゃないかと。

この場面でも太陽の光が再び顔をだすという1話と同じような演出でしたね

あたらしい青空がそこには待っていましたね。

 

さて、ここで終わりかぁ~と思ったらぶち込んできましたね。

そのまま学校説明会に入りライブを披露。

曲は『君のこころは輝いているかい?』でしたね

 

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前回の記事でも千歌のセリフから予想はしていましたが本当に君ここがくるとは...

s-b-m-miya1911.hatenablog.com

 

いまこの場面で君ここを聴くとまた新たな発見があるかもしれませんが、実際みててシングル版と少し変更点がいくつかありましたね。

まずわかりやすいのがラスサビの縦一列になるところですが、並び順が逆になっていますよね。あとはサビで横一列になるところも並び順が少し変わっています。

シングルでは左から鞠莉、ルビィ、善子、千歌、曜、梨子、ダイヤ、花丸、果南ですが

3話だとルビィ、善子、鞠莉、梨子、曜、千歌、果南、ダイヤ、花丸と変更されていますね。

後はCGのモデリングが修正されてたり、画面の明暗が強調されてたり照明の光が強くなってたりと細かな修正がはいっているのがわかります。

いつかもっとじっくり違いなど比較して見ていきたいですね

 

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このカットは色々とずるい...

 

さて、長くなってしまいましたが改めて3話、本当に見どころがたくさんありましたね

彼女たちも大きく前進できたのではないでしょうか?まさか1話にふたつも挿入歌をいれてくるとは思いませんでしたが、この回で学校説明会は無事終えられたということだと今後の展開はどんな感じになるのでしょうかね?

そして個人的に2期ってやたら逆(反転)になっていたり比較になっていたりする演出が多いと思うのが気になってます...

 

次回はダイヤ回! 個人的に掘り下げてほしいキャラの1人なので次回も楽しみですね!

サンシャイン2期2話感想

こんばんは。昨日の生放送面白かったですよね。みやです

今回も3話放送直前になりましたが2話の感想です(My Girl読んでて更新遅れたのは内緒…)

 

最後の最後まで全身全霊で輝こうと決めたAqours

ですが、統廃合の危機は未だに続いたままです。しかし、微かな希望が生まれましたね

 

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「だから言ったの。もし増えたら考えてくれるかって。何人いればいいの?って。何人集めれば学校を続けてくれるかって」

「今年の終わりまでに少なくとも100人の入学希望者集まったら来年度も募集し、入学試験も行うって」

 

入学希望者を年末までに10人から100人にするという非常に厳しい条件ですが、崖っぷちに立たされた千歌たちにとっては微かでありながらも大きなチャンスです

可能か不可能かは気に掛けない、ほんのわずかな可能性であっても今はもう突き進むしかない彼女たちは1から10へ、10から100にするという大きな目標がここで確立されました。

 

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「…とは言ったもののぉ」

 

OP後は千歌の気抜けたセリフから屋上でのシーンが始まります

なんとも千歌らしいというか  笑

こういう日常でのシーンを見てるとほっこりしますよね。困難な状況であっても常に重い雰囲気を引きずっているわけでなく、むしろどこか楽しげな演出がラブライブ作品らしくて僕は好きです。

 

ここで3年生組がAqoursとして活動していたときの話題になりますが、なんとその頃の衣装はダイヤとルビィが協力して作っていたことが明らかになります。

ルビィが裁縫や刺繍が得意というG's設定がアニメ本編でも用いられていることもこのシーンで垣間見ることができましたが、たったこれだけのシーンで黒澤姉妹のこれまで見えてなかった部分が見えたような気がします

ルビィは3年生がAqoursとして活動していたときに衣装の手伝いとしてダイヤたちに係わっていたこと、そのうえで1期9話の親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ!」と衣装を手渡すシーンでルビィがどんな気持ちでその言葉を言ったのかなど、色々な妄想や考察ができますよね。

 

そして2話の本題、2手にわかれて大会用と説明会用の曲を作る案を鞠莉が出し、作曲がスタートしますが今までと打って変わって鞠莉の元気な姿が印象的でした

 

大会用の作曲を担当するのは1年組と3年組という珍しい組み合わせ。

しかし、「無」をテーマにした曲を推す花丸たちに対し、ロックでアクティブな曲を推す鞠莉たちで意見が食い違い作曲は困難を極めます。

このシーン、無を説明する花丸のノリがどこかドラマCDやライブでの幕間アニメーションのときのドヤ顔してそうな花丸っぽくて個人的にお気に入りです 笑

この問題をダイヤはコミュニケーション不足と判断し、信頼関係を築くために彼女たちは色々と試しますがどうもうまくいきませんでしたね。

ドッジボールからお寺の中で雨宿りするシーンまでは本当に楽しくて面白いシーンばかりでひとつひとつピックアップしていたらめちゃくちゃ長くなるので残念ながら割愛しますがこれだけは言いたいです。

 

果南が、やばいw

 

これまでボーイッシュでサバサバした印象のあった彼女でしたが、意外や意外。暗いところが苦手という新たな一面が垣間見えましたね。

雷の音で柱やダイヤに抱きつく果南は新鮮でとても可愛らしかったですよね!

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依然、まったくかみ合わない6人

そこに雨漏りという緊急事態。

急いで器を使い、手分けして行動するダイヤたち。

 

ぽつぽつと器に落ちる雨音を見て彼女たちは気付きます

「テンポも、音色も、大きさも」

「ひとつひとつぜんぶ違ってバラバラだけど!」

「ひとつひとつが重なって」

「ひとつひとつが調和して」

「ひとつの曲になっていく」

「マルたちもずらっ!」f:id:miya1911:20171021011413p:plain

手を取り合って笑うダイヤたち。1期では個性について悩んでる千歌たちの姿もありましたが、むしろ個性で悩みにぶち当たる姿が印象的でした。

ここで自分も初見のとき、サブタイトルの「雨の音」とは、こういうことだったのかと納得した記憶があります。

 

個人的な解釈ですが、このシーンでの雨は熱意(想い)だと思いました。

自分が持っている好きなもの。好きな事。

それを受け止めるのは自分であり仲間です。

どれもバラバラで姿や形の違う器こそがそれぞれの個性であり、その熱意を受け止め聞き、理解していくことでひとつのチーム(曲)が完成していくのかなぁと

 

偶然か意図的なものかわかりませんが1期2話でも「音」がキーワードとなっていて、その音を介して成長する姿が描かれていましたね。

しかしここで流れたBGMがまぁ~良いメロディでもう、このメロディ(雨の音)がアレンジされてそれが挿入歌になったら神曲になりそうな気しかしなくて今からとても楽しみですね!

ストリングスと鉄琴のようなメロディが和テイストっぽくて未熟DREAMERみたいな雰囲気の曲になったりして...?と妄想が止まらないですねー

 

それと、ここでも黒澤姉妹...というよりもルビィが大きく成長したなぁと思うシーンが。

花丸と果南に寄り添うダイヤに対し、ルビィが善子と鞠莉に寄り添います。

恥ずかしがりやで引っ込み思案だった彼女があんな笑顔で自分から2人に駆け寄る姿がまぁー嬉しくて嬉しくて! 笑

ほんと、この回で黒澤姉妹の魅力が改めて伝わってきましたね

 

そして場面は変わり翌日。

屋根に上る千歌のセリフが個人的に気になりました

 

「輝いてる。なんか、見えたんだ。いま、何を言いたいか。何を思っているのか。

私が私に問いかけていた答えが...」

 

このセリフですが、2年生組が担当していたのは説明会用の曲です

その答えがこのセリフなのかなって考えたら、真っ先に出てきた曲が「君のこころは輝いてるかい?」でした。

これは学校説明会で君ここ来るんじゃね?と思ったんですが、さてどうなるのか...

 

とまぁ、見どころたくさんな2話でしたが、1話の内容もあって2話の予告でサブタイが「雨の音」とわかったとき、また何か問題が生まれて苦悩するの...?と雨というワードからそっちの方向に思考が偏ってしまいましたが、全然そんなことなかったですね 笑

ぱっと見では1,3年生にフォーカスを当てての展開でしたが、むしろ本質は個人回だと感じました。

それぞれ個人を掘り下げるような描写はそこまでありませんでしたが、各キャラの新たな一面を見たり、パーソナリティを再確認できたという意味での個人回というか、まだしっかり見えてなかった部分の補完的な演出が多かったのかなぁと思います。 

 

ラストで鞠莉の携帯に入った着信は果たしていい方向に転ぶ吉報なのか、それともまた別のものなのか、続きが気になりますね!

(個人的には予告で水着でパラグライダー?みたいなことしてる梨子ちゃんの姿がとても気になりますね...)

サンシャイン2期1話感想

こんばんは。みやです

ついにラブライブ!サンシャイン!!2期の放送がスタートしましたね

 

1話から見どころ満載な内容でしたが自分なりに感想と振り返りをしていきたいと思います。(2話放送直前ですが...)

まずはじめに、今後の鍵となるかもしれない紙飛行機の描写に関してはまだまだ謎なところが多いので今回は触れずに書きます。

あくまで感想であって考察ではないので... 笑

 

物語の始まりは2学期。地方予選後からの幕開けでしたが結果は惜しくも敗退。しかし入学希望者は10人にまで増え、次のラブライブ大会の開催も決定します。

まずは学校説明会でライブを行い、更に入学希望者を増やそう!と意気込む中、突然告げられた統廃合の決定と学校説明会中止の知らせ。

千歌たちは大きく分厚い壁にぶち当たってしまいます

 

1話からいきなり窮地に立たされ、理事長の鞠莉でさえもどうしようもない程の深刻な問題に直面したのが驚きでしたよね

のっけからマイナスです。いわばこれ以上にないどん底からのスタートです

しかし、ここで成長した3年生の姿が描かれていましたね

様子のおかしい鞠莉を見て真っ先に何かあると気付いたのは果南でした。2人の様子をみてダイヤも何かあると気付きます

このシーンを見て頭をよぎったのが未熟DREAMERでした

 

言葉すら足りない 故にすれ違って』 という歌詞があります

 

あのとき言葉にすることができなかった彼女たちが今ではもう言葉を交わす必要もなく、様子を見ただけで何かあったとすぐさま気付く描写が3年生の成長を感じることができてもう、めっちゃ嬉しかったんですよね...!

 

そして、学校説明会の中止を耳にした千歌は強引に動こうとします。ですが今回ばかりはどうしようもない状況だと説明する3年生と鞠莉の「ごめんね」という言葉に千歌は「違う...そんなんじゃない...」と漏らします。

この、そんなんじゃないという言葉に千歌の心情が痛いほど表れているなぁと感じました。謝ってほしいわけでも鞠莉たちを責めるわけでもない、ただこの問題を何とかしたいという一心だったんじゃないかと思いました。

それを更に感じさせたのが梨子との浜辺でのシーンです

視聴時、衝撃を受けた一言が千歌から放たれました。

 

「梨子ちゃんのこと、軽蔑する」

 

というセリフでした。正直この言葉を耳にしたとき、思わずドキッとしてしまいました(シーン的にはこういうセリフを言いそうな雰囲気でてましたが...)

あの千歌が軽蔑なんて言葉を使うのは意外というか、これまでひたすらまっすぐに走ってきた彼女とは似つかないようなセリフだと思いました。それほど自分のなかでやりきれない感情が渦巻いているのかなぁ...とも思ったり。

普通、軽蔑するなんて言われたら、ほとんどの人がショックを受けると思います。僕はショック受けますよそりゃ

しかし梨子は過去に千歌が梨子に言ったセリフで答えます

1期1話と比較して二人の立場が逆転しているんですよね、ここ。

この演出は本当に良かったですよね~

 

このときの千歌は1期1話の梨子の心情に非常に近いと思ったんです。

 

変わりたいと願うもどうにかしたいのに答えが見つからなくて悩んでいた梨子、

それに対し今度は千歌が統廃合や説明会の中止をなんとかしたいのにどうすればいいか答えが見つからなく悩みます。

千歌はあのとき普通怪獣ちかっちーと言って梨子に自分の事を打ち明けます。その話を聞いて梨子は「がんばれって言われたような気がした」と笑顔を見せました。

そして千歌と同じように今度は梨子が、普通怪獣りこっぴーと、千歌を笑顔にさせようと接する姿が描かれています。初めは困惑した表情を見せましたが、ようやく千歌にもほんの少しの笑顔が出てきましたね。

今回は梨子が千歌に何か気付くきっかけを与えたんじゃないかなぁと自分は思いました。

成長した梨子の姿がとても印象的なシーンでしたよねー

(あとこのシーンの梨子めっちゃかわいかったですよね?ね!?)

 

少し話がそれましたが、 ここで梨子は「やっと笑った」といいますが、1期8話でも似たようなセリフを千歌に言ってるんです。

それが「やっと素直になれたね」なんですけど、

これって梨子が千歌に対して抱いている人物像でもあり、スランプに陥っていた頃の自分を変えてくれた、あのとき出会った高海千歌という象徴なんじゃないかなと思いました。

だからこそ梨子にとって千歌は自分の気持ちに素直でいつも笑って輝いていられる存在であってほしいんじゃないでしょうか。

 

その後、千歌は決心し浦女の運動場で大きな産声をあげます

ここで曜の「やっぱり来た」ってセリフが入るんですが、ここ、

梨子じゃなく曜が言うのがいいですよね~

このセリフを聞いたとき、個人的に2期で見てみたいと思っていた今度は梨子と曜が千歌を引っ張っていく描写の片鱗を見ることができたような気がしてなんだか嬉しかったんですよね...

 

そして9人全員が集まり、ここでもこれまでにないような特徴的なセリフ、「足掻く」というワードが出てきましたね。

「頑張る」でもなく「駆け抜ける」でもなく「足掻く」というなんとも泥臭いワードですよね。

彼女たちにもう後はないんです。最初にも言いましたがどん底からのスタートなんです

ここからはもう這い上がるしかないんです。たとえどんなに頑張ろうとも現実は夢物語のようにいかないのかもしれません

それでも、諦めない。やるからには奇跡を起こそう!とAqoursの意思は確固たるものになります

そのとき、光輝く太陽が顔を見せ彼女たちを照らします

これまで夕焼けや夜など少し暗い背景が多かったのに対し、9人全員が輝くために再び立ち上がる瞬間に太陽が昇る=希望の光が彼女たちを照らすという演出がたまらなく好きでBGMの相乗効果もあってめちゃくちゃ鳥肌がたちました!(OSTはよ発売してくれ~)

 

起こそう奇跡を! 足掻こう精一杯! 全身全霊、最後の最後まで! みんなで輝こう!!

 

最後のこの言葉を聞いて感じたのが、最初はあまりにも現実的でリアルな展開が2期は暗めな展開になるんじゃないかと少しだけ思ったりもしたのですが、それを見事に吹き飛ばしてくれるサンシャイン!!らしい力強いセリフで、ここからはもうひたすらに足掻いて、突き進んでいってほしいし、それこそAqoursなら本当に奇跡を起こせるんじゃないかと思えて、これからどんな物語になっていくのかがとても楽しみですね!!

 

 

まだまだ書きたいことあるんですけど...w

今後も各話の感想をだらだらと書いていこうと思ってます

 

それではまた。

はじめましてのごあいさつ

はじめまして。みやというものです。

ここではTwitterで書ききれない自分の好きなことをのんびりまったり綴っていこうかなと思っています

今一番、本気で向き合っているラブライブ!シリーズをメインに色々と書いてく予定です。

ラブライブ!スクフェスで知って、ライバー歴では4年とちょっとくらいでしょうか?

 

μ’sでは真姫、Aqoursでは梨子推し。...と同時にキャストの逢田梨香子さんの大ファンでもあります

このことについても今後お話できたらなぁと思っています^^

 

簡単ではありますが自己紹介はここら辺で...

 

もうすぐHPTツアー埼玉公演ですね!

僕も両日参加します! 楽しみだ~

 

@miya1911