サンシャイン2期4話感想
こんにちは。みやです。
TVアニメ ラブライブ!サンシャイン!!2期の放送がスタートして1ヶ月が過ぎましたね。毎週楽しみがあるというのは時間が早く感じられますよねー
今回は2期4話の感想です。ダイヤさん回ですね!
予備予選、学校説明会を無事に終えた千歌は楽しげな表情を浮かべていました
予備予選の結果発表を前にしても不安げな様子はなく、むしろ自信に溢れていましたね
3話でMY舞披露後は少し不安げな表情を浮かべた千歌のカットがありましたが、それを感じさせないような力強いセリフでした。
自信に満ちた千歌の視線は上を向いてますね。
さらにここで個人的に衝撃だった描写が...
「昨日、聖良さんにも言われたんだよ」
「私が見る限り、恐らくトップ通過ね」
このシーンで聖良さんが2期に初登場しましたね。それよか、千歌が聖良さんとやりとりしているということがしれっと描かれていました。これってかなり重要ですよね
今後どういった展開になるかまでは予想できませんが、お互いがちゃんと存在を認識しているということです。Aqoursとしては現スクールアイドル界の実力者として、Saint Snowとしては見過ごせないダークホースとして良いライバル関係になっているのかもしれませんね。
そして結果発表、Aqoursは見事に予備予選をトップで通過しました!
思わず果南に抱きつく花丸。
善子は鞠莉と堕天使ポーズをします
この組み合わせは2話で予選曲の作曲で対立していた組み合わせですよねー
予備予選を終え、更に絆が深まった姿が描かれています
そんな4人の姿をみてぽかんとするダイヤ。
OP後、3話での無茶な移動が原因でAqoursは金欠状態に...(まるで今の僕みたいな感じですね!)
このままだと東京への移動はアヒルさんボート必須です。
このシーンのアヒルさんボート、首に蝶ネクタイが付いてるのですが、
実はラブライブ!2期の11話でμ’sみんなで遊びに行ったシーンで乗ったボートも首に蝶ネクタイが付いているんですよねw ほんと細かい...
貯金箱の中には5円玉のみ。
どうするか考えあぐねるAqours
「果南“ちゃん”はどう思うずら?」
「そうだねぇ...」
「果南、“ちゃん”...?」
(神頼みしてまでお金を増やそうとして)
「というか、神頼みするくらいなら...」
「...鞠莉“ちゃん”!!」
「小原家の力は借りられまセーン!」
「鞠莉、“ちゃん”...??」
急激に1,2年生との仲を深めていく果南と鞠莉にどうやらダイヤはヤキモチを焼いてる様子。
「もしかしてダイヤ…妬いてるのぉ~?」
「ま、まさか! 生徒会長としてちゃんと規律を守らねば、皆に示しがつきませんわ!」
相変わらずお堅いダイヤ。
「ただ…」
「ただ?」
「ただ… なんでもありませんわ! 鞠莉さんたちも、上級生であることの自覚を無くさないように!」
しかしダイヤは本音を言えません
帰り道、思い耽るダイヤはこのあとから色々と模索し始めましたねw
バイトを探す2年生組に話しかけるもお気楽ムードな3人(2人?)に思わず喝を入れてしますダイヤ。
このシーンのモジモジするダイヤさんめっちゃすきw
次にダイヤの提案でフリーマーケットに参加することになったAqours。
ここで一気に信頼を得られればとダイヤは気合いを入れます。が、
いつものお硬い部分がでちゃいましたねw
しかし鞠莉はホテル内の彫刻を売る気だったんですねこれ…w
なかなか思い通りにいかないダイヤ。
3年生のときと状況は違えど、ここまで人間関係に悩むダイヤの姿が初めてオープンになりましたね。
この様子にいち早く気付く千歌。本人ではなく果南に何かあったのかと声をかけます
このシーンの果南良いですよね。3年生たちと話してる時は友だちらしくフランクに話しますが、千歌と話すときはしっかりお姉さんしてるんですよねー
みんなと別れたあと、果南と鞠莉はダイヤに問いかけます。
なかなか本音を言えないダイヤ。言葉を濁しなんとか誤魔化そうとしますが2人にはバレバレの模様。
「ダイヤは誤魔化すとき、必ずホクロのところを掻くんだよ」
というダイヤの可愛らしい一面が見れますね。ほんとかわいいな…
どうやらダイヤは他のメンバーから“ダイヤちゃん”と呼ばれたいみたいです。
本人によると1人だけ違う呼び方をされるなど、互いに距離感があるのはチームとして問題がある…ということでしたが、さて。
曜のお願いでAqoursはみとしーでアルバイトをすることに。作中ではみとしー初登場でしたね。
最初のイルカがジャンプするシーンは完全に恋アクを意識してますね。制服もPV内の縞模様のポロシャツでしたし、うちっちーの中に曜が入ってますしw
この機会に距離を縮めようと自ら話題を振ったり優しく?接するダイヤ。
しかしいつものお硬く真面目なイメージからか誤解されて空回り…
思い切って曜と善子にちゃん付けで呼ぶも…
とてつもない違和感を植え付けてしまうことに。
見かねた果南と鞠莉は千歌たちに事情を説明します。
最初から言ってくれればよかったのに、かわいいところがあると優しい言葉をかけるAqoursたち
「だから、小学校の頃から私たち以外は、なかなか気づかなくて…」
「真面目でちゃんとしてて、頭がよくてお嬢様で、頼りがいはあるけど、どこか雲の上の存在で、」
「みんなそう思うから、ダイヤもそう振舞わなきゃって、どんどん距離をとっていって…」
「本当は、すごいさみしがり屋なのにね…」
真面目でしっかりしているからこその周りから距離を置かれるうえに、お嬢様という立ち位置がさらにその溝を深めてしまい、その性格が故に自らもそうしないといけない、言ってしまえばダイヤはこれを運命のように感じていたのかもしれませんね。
本当は優しくてスクールアイドルが大好きなどこにでもいるような年相応の女の子なのに、こうなってしまった自分を変えたいという願いもあったからここまで思い悩んでいたのかもしれません
あと、このシーンの「さみしがり屋」というセリフなんですけど、これ聞いたときに最初に脳裏に浮かんだ曲があるんですよね
AZALEAの「GALAXY HidE and SeeK」です。
この曲に関しては考察をかなり細かくしている人も何人かいるので、一度探してみてその方の記事をぜひ読んでみてほしいです。
4話を見た後にこの曲を聴くと価値観が一気に変わると思いますよ!
話を戻します。
館内を走り回る幼稚園児たちに手を焼くAqours。
しかしダイヤは持ち前のスキルで園児たちを見事にまとめあげます。
このシーンで改めてAqoursはダイヤがダイヤであってほしい理由を目の当たりにしたんじゃないかな、と思いました。
その全てはラストシーンで千歌が口にします。
「結局、私は私でしかないのですわね…」
「それでいいと思います。」
「私、ダイヤさんはダイヤさんで居てほしいと思います。たしかに、果南ちゃんや鞠莉ちゃんと違って、ふざけたり冗談言ったりできないなって思うこともあるけど、」
「でも、ダイヤさんはいざとなったとき頼りになって、私たちがだらけているときは、叱ってくれる。 ちゃんとしてるんです!」
「だから、みんな安心できるし、そんなダイヤさんが大好きです…!」
「だからこれからもずっと、ダイヤ“さん”で居てください!よろしくお願いします!!」
「せーのっ!」
「ダイヤちゃん!」
最後のダイヤのこの表情の移り変わりが4話で一番好きなシーンなのですが、最初は驚いたような表情が、笑顔を見せて最後には少し困ったような表情をするんです。その中でも笑っているんですよね。この描写、最後のワンカットがあるのとないのとじゃ、全然意味が違ってくるんですよね。言ってしまえば笑って終わりでも良かったんです。
ダイヤはこのとき、どんな心境だったのでしょう?
人によっては答えが変わってきそうですよね。
自分らしくあることを受け入れ、それを必要としている人たちに出会えたんです。あれだけ呼び名で迷っていたことが少し可笑しく思えるくらい、些細なものだったのかもしれませんし、重く考えていたことにようやく答えが出せたことの安心感も少し含まれていそうな気もします。
ここでようやくダイヤちゃんと呼んでもらえたわけですが、個人的には恐らくこれからも、みんなからはダイヤさんと呼ばれるような気がします。
それは今までの「ダイヤさん」ではないんですよね。言葉はそのままですが、さん付けでも中身は「ダイヤちゃん」という親しみを込めたうえでの「ダイヤさん」呼びになってるんじゃないかなと、そんな気がしました。
1人だけさん付けだから…という理由で距離感を感じるのは普通ですが、1期では裏でたくさんのことを行い、2人の関係に悩み、大好きなスクールアイドルの話も表でせずにずっと抱え込んでいたあの強いダイヤさんが、呼び方で悩むって展開がたまらなく好きなんです。
もしかしたら、「え、その程度の悩み?」と感じたコミュ力の高い人もいると思います。そんなしっかりしたダイヤさんがAqoursの一員になったことで本来の彼女の持つ、さみしがり屋な一面を持った年頃の女の子な部分が悩みとして描かれたのが個人的に良かったです。
さて、ダイヤさん回の4話でしたが、この回でダイヤさんがもっと好きになれたという人も多いんじゃないでしょうか?
2期は各キャラの掘り下げが見られますが、よくある回想やこれまで語られていない部分での掘り下げではなく、あくまで現時点でのキャラにフォーカスをあてて未だにオープンになっていないパーソナリティの部分を引き出しての掘り下げが行われているような印象を受けました。(前の記事でも言ってたっけ?w)
次回は、ついにきました。
よしりこ回です。推しの回です。
既に放送終了ですが、また感想を書けたらな、と。