みやのひとりごと

すきなことをまったりと。

サンシャイン2期5話感想

 こんにちは。大阪ファンミ楽しかったです、みやです

5話感想です。ついにきましたね、よしりこ回。

 

ほんと頭からケツまで「かわいい」のひとことでしたねw

しかし、ただキャラクターがかわいかっただけで終わらせないのがラブライブです。

よしりこ回ですが、やはり推しの回ということもあるので今回は梨子寄りで感想を書いていきたいと思います。

 

物語は善子が迷子の犬を拾ったが家では飼えないから梨子に預かってもらうことになるが、無事に飼い主が見つかり引き渡すもこの出会いは運命だという善子は梨子と共にもう一度犬に会いに行くが、というものでしたね。

 

始まりはまたしても雨。

2期では雨のシーンが非常に多いですよね。

雨が千歌たちの直面している壁を表しているようにも思えます。

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「雨降って地固まる」という言葉がありますよね。意味は揉め事など悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりしてよい状態になることのたとえ だそうです。

 

この言葉に当てはめるなら揉め事とは各話で起こる問題、課題です。

それを乗り越えた後には必ず各キャラの成長や前進が待っています。今回もこれに当てはめることはできる、かも?

 

さて、梨子は偶然にも犬を拾って面倒を見ている善子に出会い、少しの間飼うことをお願いされます。

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このシーンの犬から逃げる梨子、かわいいですよねーw

 

善子は梨子に「堕天使ヨハネにとって、神々の黄昏に匹敵する重大議決事項なの!」

とお願いしますが、いつも厨二的な発言をするとはいえ今回はどうやら普段以上に深刻そうな面持ちです。

しかも偶然梨子に会ったとはいえ犬が苦手なことは知っているのになぜ梨子にお願いしたのか。梨子の言葉通り家も近い曜にお願いしてもいいはずです。

自分にとっての善子は「運命」というキーワードがとても重要になってくると思っているのですが、これもそのうちのひとつだと思います。これはもう少し後で詳しく説明しますね

結局引き受けた梨子ですが、未だ触れることができませんが次第に犬のことが好きになっていく姿が描かれています

終いには犬に「ノクターン」という名前まで付けちゃいますね。

調べたりした人も多いかと思いますが、ノクターン夜想曲という意味の言葉です。

ショパンやリスト、ドビュッシーなどの作品で有名な正に梨子らしい名前の付け方です。梨子にとって心が大きく動いたシーンでは夜の描写が多いんですよね。

1期2話や10話などがそうですが、名前を決めた理由が自然と思い浮かんだ曲のことならノクターンを選ぶのもわかるような気がして良いですよねー

ちなみに善子の付けた「ライラプス」というのはギリシア神話に登場する犬の名前で、どんな獲物も逃さないと運命に定められている犬らしいです。

ここでも運命というキーワードが隠されていますね。

 

無事に飼い主が見つかり引き渡しますが、あんこ(ノクターン)と別れる際のシーンで右手をぺろりと舐められます

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今まで近くに犬がいただけで体の仰け反るくらい苦手だったのにこの距離まで近づくことができていますね。これだけでもずいぶん成長してますが、

 

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自分でも少し驚いたような表情をしていますね。

この演出においては「手」がキーワードです

 

その後、2人とも情緒不安定になるほどあんこのことが忘れられなくなりますが…

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梨子が茫然としながら描いたこの絵ですが、まぁ見事に逢田梨香子さんの画伯っぷりを思い出させてますよねw

初見のときは腹抱えて笑いましたが、これまで2期ではG'sマガジンなどでの設定がアニメの方に流用されたりしましたが(ルビィの裁縫設定とか)、梨子は元美術部で絵を描くのが好きという設定があったのにこれでその手のパターンは完全になくなったようですね…w

これ、作画班の方がりきゃこの絵を見てこんな画風かな?と考えて描いたのか本人が描いたのをそのまま模写したのか不明ですが、太眉に謎のケツ顎と破壊力抜群ですね…

(個人的な予想ですが本人絵じゃないような気もします。主に目の書き方の力強さがいつもより弱い気が… 間違ってたらファン失格ですね。どうしよ)

 

どうしてもあんこのことが諦めきれない善子はあんこに会いに行きます。梨子も同じく気になり同行しますが、あんこが家から出てくるまで善子は諦めず待つことを決めます。

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「どうして、運命なの?」

 

梨子が問いかけます。

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「堕天使って、居ると思う?」

「私さ、小さいころからすっごく運が悪かったの。外に出ればいつも雨に降られるし、転ぶし、何しても自分だけ上手くいかないし。」

「それで思ったの。きっと、私が特別だから見えない力が働いているんだって。」

 

「それで、堕天使?」

 

「…もちろん、堕天使なんて居るはずないって、それはもうなんとなく感じている。クラスじゃ言わないようにしているし。でもさ、本当にそういうの全くないのかなって。運命とか、見えない力とか。」

 

「そんなとき、出会ったの。何か見えない力で引き寄せられるようだった。これは絶対、偶然じゃなくて、何かに導かれてるんだって、そう思った。不思議な力が働いたんだって。」

 

ずっと運が悪かったからこそ自分のことを特別だと思うようになった善子。彼女の誰にも囚われないところはこの考えがルーツなのでしょうか。

このセリフにおいての何かに導かれたというのは善子にとってのAqoursという存在(スクールアイドル)なんじゃないかと思いました。

善子が初めてAqoursの存在を間近で見たのは3話のファーストライブでした。この日も大雨が降っていましたね。ずっと堕天使の部分を捨て切れず1人で苦悩していた時期で、知人の紹介でもなく、他の誰かから勧められたわけでのなく、まるでなにかの運命かのようにAqoursに出会った。

これって冒頭で雨の日に偶然出会ったあんこと似たような境遇なんですよね。善子はそれをあんことの出会いに重ねているから、ここまで運命という言葉を大事にしているんじゃないかと思いました。

犬を拾って面倒を見ることも、あんこを預けることになった相手が梨子なのも運命だと善子は考えていたからこその、夕暮れ時のあのシーンやセリフなんじゃないかと思います。

 

そして梨子は苦手だった犬を克服するためにしいたけに触れてみようと再びチャレンジします。

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「私ね、もしかしてこの世界に偶然て無いのかもって思ったの。」

 

「偶然は、ない?」

 

「いろんな人が、いろんな思いを抱いて、その思いが見えない力になって、引き寄せられて。運命のように出会う。全てに意味がある」

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「見えないだけで、きっと…!」

 

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「そう思えば、素敵じゃない?」

 

運命のように出会う。全てに意味がある。

このセリフ、梨子が言うからこその意味の大きさがありますよね

 

無事に犬が苦手だということを克服できた梨子はしいたけを優しくなでます。

梨子にとって心が向きあったり通じ合うときって「手」で触れるんですよね。ピアノをやっているという事からも、梨子にとっての手は重要な心を通わせるひとつの手段となっているんじゃないかとも思います。

そして目には見えない力、梨子のプロフィールでの自己紹介の好きな言葉に「心の目で見なければものごとはよく見ることが出来ない、肝心なことはいつも目に見えないんだ」というものがあります。星の王子様の一説ですね

なんだか、この言葉が好きな言葉であるのもこういう経緯があったからかな?と思えるような気がしていいですよね

こうやって推しが成長していく姿が見れると嬉しいですよね!

 

さてさて、第5話 よしりこ回でしたが2人のどちらか片方に寄るのではなくどちらも同じようにフォーカスが当てられていたのが良かったですし、今後重要になってくる限られた時間というのも表向きになってきました。

もう既に6話の放送は終了しているので、次がどんな展開になるのかは既に知っていますし、6話は涙なしには見れないほどの重要な回でしたね。

次回もだらだらと感想を書いていきたいと思います。