サンシャイン2期11話感想
こんにちは。みやです
例のごとく2期11話感想いきます
何やら準備に勤しむ千歌たち2年生
手作りの大きなアーチには閉校祭の文字がありましたね
学園祭ならぬ、閉校が決まった浦女の最後のお祭り行事が行われることに。
「学校のみんなが言ってくれたんだよ!閉校祭をやりたいって!」
この企画を考えたのはよしみたちをはじめとした浦女の生徒たちってのが良かったですよね
千歌たちだけじゃなく生徒のみんなも浦女が大好きなのが伝わってきました。
在校生であり理事長でもある鞠莉にとってこれほど嬉しいことはありません
もちろん鞠莉は承認印を大きく振りかぶり快諾。全校生徒で作るお祭りがスタートします
鞠莉の「ほんと、この学校って良い生徒ばっかりだよね!」というセリフの後に微笑むダイヤの表情も印象的でした
ダイヤも生徒会長なので鞠莉のこの言葉に共感するところがあるから嬉しかったんでしょうね
ここからは閉校祭準備に追われる各キャラの描写が描かれていましたね
ドタバタしてるところがなんだか懐かしくもありAqoursらしさもあっていいですよね
背の丈順に並んだとこが3姉妹感あって好きですw
結局、鞠莉の許可も得て泊りがけで準備をすることに。
「最後なんだもん。許してよ」
「誰も許さないなんて言ってませんわ。最初からそのつもりでしたから」
1期の頃に比べてダイヤもほんと物腰が柔らかくなりましたよね
生徒会長でもありつつ浦女のいち生徒としてこの閉校祭を楽しもうとしている姿が感じられますね
「スクールアイドル部でーす!よろしくお願いしまーす!あなたも、あなたも!スクールアイドルやってみませんかー!?」
このシーンは1期からずっと見てるとほんと刺さりますよね
1話で千歌がやっていたことを曜が同じようにして見せます。
あと少しで学校が終わってしまうというときに、全ての始まりだった入学式を思い出すようなシーンを入れてくる辺りがとても好きですねー
「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ。千歌ちゃんが見てるものが見たいんだって。ずっと同じ景色が見てたいんだって。」
「このまま、みんなでおばあちゃんになるまでやろっか!」
「…うん!」
こんなにも近くで笑い合う二人を見たのは本当に久しぶりですよね
ずっと小さいころから仲良しだった二人ですが、曜の本音が語られていました
運動神経が良くて衣装も作れて明るく人気者の曜が、自分のことを普通だと言っていた千歌に憧れを抱いていたんですね
一見なんでも器用にこなせるふうに見えますが、曜はAqoursの中で最も不器用で女の子らしいところがあると自分は思っています。
1期11話でも曜にフォーカスを当てられていましたが、自身の口から千歌に直接思っていることを告げたのが今回ですね
得意分野である飛び込みはプロ級だったり、得意なことに特化した人間って見える景色が限定されがちなように思います。
しかし、全くの0の状態から自分にとって本当に好きなことが見つかったとき、それを追い求めて頑張っているときに見える景色ってどんな些細なことでも新鮮に映ることってありませんか?
それってすごいワクワクするし楽しいですよね。
もちろん曜も最初から何でもできるような人間じゃなかったはずです。それを経験したからこそ、千歌がスクールアイドルが好きになって頑張っている姿を見て、曜も大好きな千歌と一緒にその景色が見たい。楽しみたいとずっと思っていたんじゃないでしょうか。
ここであえて会話に入っていかない梨子も彼女のキャラクターが出ている気がしますね
さて、いよいよ閉校祭当日。
控え目に言って最高です。 …最高です
この衣装はルビィも作っていましたがどこか見覚えがあるなと思ったのですが、鹿角姉妹が着ていたお店の制服に似てますよね。
ルビィはそこから参考にしたのかもしれないですね
梨子と校内を見て回ろうとする千歌ですが用事があるとのことで断られます。この少しムッとした表情がかわいいですよねー
千歌推しの皆さんはこんな顔されたら耐えられますか?僕は無理です。用事なんかすっぽかしますね
「こんなのやってたんだ」
(こんなのってなかなかズバッと言うなぁ…w)
善子は得意?の占いコーナーをやりますが、誰もきてくれないよう。
なんだかんだ言いつつも花丸も梨子も善子に付き合っている優しさがほんわかしますね。
「あ!じゃあ、Aqoursを占ってください。この先、どんな未来が待ってるか」
「それなら占うまでもありません。全リトルデーモンが囁いています。Aqoursの未来は…!」
このセリフのあと、みなさんは何て言ったと思いますかね?
ここもいろんな推測ができそうですが、あえてその後の描写を省くところに意味はあるはずですが。
「それにしても、変わってないわね。ここも」
「うん。匂いもあの頃のまま」
閉校祭には美渡、志満姉も来ていましたね
どうやら二人とも浦女の卒業生のようですね
この変わらない匂いって言葉もなんかわかる気がします
自分も卒業後に母校に足を運んだことがありますが、その場所の匂いって本当にあるんですよね。
比喩表現ですが、匂いは思い出みたいなものじゃないでしょうか?
二人とも浦女が今でも好きでいてくれてる様子なのがなんだか嬉しいですね
よしみたちからのサプライズ。
千歌も思わず涙ぐみますが、これはSDSを思い出しますよね、これ…
「楽しい時間というのは、いつもあっという間で」
「そこにいる誰もが、この時間がずーっと続けばいいのにって思ってるのに」
「でも、やっぱり終わりは来て」
「時が戻らないこと。もう一度同じ時間を繰り返せないことが、とても寂しく思えるけど、」
「同時に、やっぱりどうなるか分からない明日の方がちょっぴり楽しみでもあって」
「ああ、これが時が進んでいくってことなんだなぁって実感できるずら」
「そして気付く。きっと二度と同じ時はないから、このときが楽しいって思えるのかな。今こうしていることがたった一度きりだってわかっているから、全力になれる」
「いつか終わりが来ることを、みんなが知っているから。終わりが来てもまた、明日が来ることを知っているから」
「未来に向けて、歩きださなきゃいけないから。みんな、笑うのだろう!」
このシーンの一連のセリフは本当に大切なので全て抜粋してます
このセリフや二度と同じ時間を過ごすことができない今だからこそ全力になれるというのはみら僕が思い浮かびますし、僕光のあの言葉も連想されますね
これらの言葉を言い換えるなら、みら僕の「光る風になろう」という歌詞がこれなんじゃないかと思います。
楽しい時間は二度と繰り返せることはないけど、それでもやってくる明日から目を背けたりすることなく今あるこの時間を本気で、全力で楽しむことがAqoursとしての答えなのかもしれません
「今日集まった人を見て私は改めて思いました。この学校がどれだけ愛されていたか、どれだけこの街にとって、みんなにとって、大切なものだったか」
「だから、この閉校祭は私にとって、何よりも幸せで…私にとって何よりも暖かくて…」
「ごめんなさい。ごめんなさい…ごめんなさい…もう少し頑張れれば、もう少し…!」
鞠莉はずっと内に秘めていた思いを告白します
浦女の現理事長として、この学校に係わる全ての人の思いを背負って必死に頑張ってきたのは彼女です
廃校が決まったということは、浦女の生徒だけでなく美渡姉たちのようにOGにとってのふるさとでもある場所を守ることができなかったということです
そう考えると、鞠莉に課せられた責任の重さは計り知れないものですよね
なのにみんなは笑顔でこの閉校祭を楽しんでくれていました。そのことが本当に嬉しかったのと同時にとてつもなく悔しかったはずです
ですが、みんなは優しく大きな声でAqoursを応援してくれています
その姿を見た鞠莉は彼女らしく最高に明るく楽しい歌をみんなで歌おうと笑いましたね
ここでEDが入ります、が
初見時、既に涙をこらえながら見ていたのですがサビ後でいつもと違う聴き覚えのあるメロディが流れてきてハッとしたまま『勇気はどこに?君の胸に!』のCメロへ。
なんとAqoursだけじゃなく他の生徒たちみんな歌ってくれるという演出
これにはほんとやられました…
この曲の中でも好きな歌詞がCメロの部分なのですが、それを噛みしめながら聴くと思わず涙が出てしまいました
酒井監督によるとこのシーンはかなりギリギリで完成されたそうですが、このシーンを作ってくださったことに感謝したいです。
これをAqours以外の人たちが歌ってくれたことが、Aqoursへの、責任を背負い込んでしまってた鞠莉へ対する最大のエールなんですね
燃え尽きたキャンプファイヤーの木枠がラストのシーンですが、ここでセリフが一切入らないのもグッとくる演出です。
さて、11話。浦女のみんなと作る思い出の閉校祭を描かれていましたが前回に引き続き物語の最後に向けてさらに大きく進んだ回でもありました
この記事を書いてる今、日付変わって30日です
最終話の放送日なんですよね…
ついにこの日がやってきてしましました
頑張って13話放送日までに12話まで感想記事を書きたいと思っていたのですが、間に合わなかったですね…w
12話に関しては自分が最も見たかったシーンが描かれていたり大会決勝の回ということもあって書き始めてもめちゃくちゃ時間がかかりそうなのが目に見えているというかw
もしこのいつもつたない感想を見てくださる方がいましたら、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!
2期が終わればアニメ感想だけでなくいろんな書きたいことがあるのでそちらもつくっていけたらなぁと思っている所存です。
それではみなさん、いよいよ最終話です
最後までしっかり見届けましょうね。来年もよろしくお願いします