みやのひとりごと

すきなことをまったりと。

#20 『Curtain raise』の幕が上がる。

12月12日に開催された逢田梨香子さんの1st LIVE TOUR「Curtain raise」に参加してきました。

このライブは本来、4月に開催される予定だったものが延期になり、こうしてなんとか年内にツアーのスタートとなる名古屋での振替公演を迎えられることができました

 

当時、この状況じゃ仕方ないよなぁ…と思いつつもショックだったのには変わりなくて、残念な気持ちと同時にせっかく1stアルバムを引っさげた初めてのライブツアーだったのに、いくら延期と言えどあの状況の中いつ事態がさらに悪化して中止にせざるを得ないことになるかもしれない、

逢田さんがステージで披露する機会が無くなってしまうかもしれないっていう悲しみもありました。

もちろんそれはファンにとっても残念だけど、それ以上に逢田さんが残念に思っているだろうって事が一番重くのしかかってました。

 

正直、どうなるかわかんないからこそキツかったですよね。

 

そんな中、逢田さん本人とスタッフの皆さんのおかげで年内に振替公演開催されることが発表されたときは跳んで喜びました。

といっても、再び状況が暗い方向に進みつつあるこの時期にライブを開催することは、難しい判断だったと思います。

それでも開催してくれたことは本当に嬉しいし、参加する!って決めたからには体調には気を付けて、胸張って会いに行こう!と決めてから公演日を迎えるまでは、やっぱり長ったです

 

めちゃくちゃ待ちましたよ。延期になってから約8ヶ月…

待ちに待ちに待って、ようやく迎えた記念すべき始まりの朝。

 

逢田さんも以前から何度も『待っててね』と言ってくれていたから、その約束を果たせる日がきたっていうことも嬉しかったです。

 

 

そして入場して席に着く。

スクリーンに映し出された「RIKAKO AIDA 1st LIVETOUR 2020-2021」の景色を見た瞬間、急に実感が湧いてきて心なしか胃も痛くなってきて、まるでライブ初参加の人間みたいな姿を連番してくれた相方に見られて、思い返せば若干恥ずかしい… 笑

 

逢田さんがステージに出てきたとき、自分はどんな気持ちになるんだろう?っていうような感覚もありました。直接会えるのはギルキス1st以来だったからかなぁ

 

嬉しくて笑顔になるのか、久しぶりに会えた喜びで泣くのか。

まあどっちも嬉しさのあまり…って感じですが 笑

 

このライブツアーは1stアルバムのタイトルにもなっている「Curtain raise」という“幕開け”を意味したライブでしたが、まさに今、この瞬間が逢田さんにとっての新たな幕開けでした。

1秒たりとも見逃さないぞって気持ちで始まったライブ。

 

黒いドレスに身を包んだ逢田さんとステージを彩るバンドメンバーの皆さんが現れた瞬間、今まで待ち続けてきた時間が全部過去のものになりました。

 

とにかく楽しかった。

やっぱり心の底から楽しい!って思えるライブを体験した後って、難しい言葉なんかじゃなくて純粋にでてきたこの「楽しかった」が僕の全部でした。

 

『Mirror Mirror』や『アズライトブルー』といったかっこいい曲も、『ME』や『Tiered』のような優しく寄り添ってくれる曲も、『FUTURE LINE』や『ORDINARY LOVE』といった逢田さんを支えてきた曲も、全てが本当に素敵で、スッと身体の中に入って広がっていくような感覚があったんです。

 

生バンもめちゃくちゃかっこよかったし、逢田さんの真っ白なドレスの衣装も見惚れてしまうくらい素敵だったし、『ステラノヒカリ』は振り付けちょー楽しかったし、

今思い返してみても、なんかもう、泣けてくるくらい楽しかった…!

 

ライブ中に見せてくれる笑顔や、客席を見渡しながら楽しそうに歌っている姿をみていたら、それだけで笑顔になれました

逢田さんもこのライブを本当に楽しみにしていたことがステージからものすごく伝わってきて、それが観客全員に伝わって、みんなが笑顔になれる。

そんな空間がどれだけ心の温まる場所だったか。そこに自分が居られたことは、きっとこれからも忘れることはないなって思います。

 

盛り上がる時間がきたらみんなに遠慮せずに立って楽しんで!って言ってくれたり、一緒に振り付けやろうって呼びかけたり、MCではいつも通りの逢田さんらしい言葉を投げかけて楽しませてくれたりと、改めて逢田さんの優しさとファンのことを想って楽しませてくれたことも嬉しかったです

 

そういう変わらない姿を、こんなときだからこそ見ることができたのも安心できたし良かったなぁって…

語彙力なくすわ。

 

それと、このライブがただ「楽しかった」ってだけじゃなくて。

逢田さんは、延期を経てのこの8ヶ月間は自分を見つめ直す必要な時間だった。というようにも言ってました。

思い返せばお預けをくらっていたこの半年以上の時間は確かに長くて苦しいものでした。

正直、それのせいで楽しみにしていたことや、人と人との繋がりも思うようにいかなくて腹が立つ瞬間が数えきれないくらいありましたよね

 

でも、その時間ができたことさえもこれから前を向くための手段として向き合っていたことに、またハッと気づかされたんです。

改めて「あぁ、やっぱこの人には敵わないなぁ…」って。

 

僕にとって逢田さんは尊敬と憧れの存在なんですよ

 

自分には無い観点を持っているし絶え間ない努力をしていること。

そして声優として、アーティストとしての芯を持ってそれを仕事をしているところ。

 

そういう姿をもっと近くで見て、もっと応援していきたいって思えるから楽しいんです。

ライブではステージの幕が上がるまでずっと緊張していたと言ってたけど、前回の配信のときと違って客席にみんなが居てくれることがものすごく力になっていると言ってくれたことも、今回は声を出せなかったけど、自分たちファンがそこに居られたことが逢田さんにとってのエールになっていたのだとしたら、これ以上に嬉しいことはないですよね。

 

ライブやイベントに参加する度に今この空間に居られることとか、ここまで(応援して)来れたことを噛みしめながらライブに参加しているからこそ、これまでたくさんのいろんなことがあってようやく迎えたこの名古屋公演は、これまで以上に特別なものになりました。

 

個人的にもこのライブを迎えるまで苦しいことがたくさんあって、しんどい思いをしてきたけど、それをすべて吹き飛ばしてくれた推しの笑顔。

大げさすぎるかもしれないけど、つくづく推しに生かされてるなぁって心の底から思えました。

 

ずっと信じて待ち続けてきた分、このライブで両手で抱えきれないくらい受け取ったものがたくさんありました。

公演後、しばらく気持ちを言葉に表せられない感情が身体中を駆け巡っていました。

 

本気で応援している人から受け取ったもので心が満たされる感覚というのを久しぶりに体感しました。

やっぱり自分にとっての一番好きなことはこれしかないなっていう気持ちです。

もっと見ていたい、もっと応援していたいって思える瞬間をみて、このライブで何度も泣いたし楽しんだし笑いました。

 

逢田さんも笑っていて、なんて素敵な空間なんだろうって、それだけでめちゃくちゃに嬉しかったです。

 

このツアーは残り東京と大阪の公演が残っています。

 

このツアーが終わるまではこの気持ちをずっと抱えたまま走っていって、そして最後にはまた、みんなで心の底から笑い合いたいなって思います。

 

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