サンシャイン2期2話感想
こんばんは。昨日の生放送面白かったですよね。みやです
今回も3話放送直前になりましたが2話の感想です(My Girl読んでて更新遅れたのは内緒…)
最後の最後まで全身全霊で輝こうと決めたAqours
ですが、統廃合の危機は未だに続いたままです。しかし、微かな希望が生まれましたね
「だから言ったの。もし増えたら考えてくれるかって。何人いればいいの?って。何人集めれば学校を続けてくれるかって」
「今年の終わりまでに少なくとも100人の入学希望者集まったら来年度も募集し、入学試験も行うって」
入学希望者を年末までに10人から100人にするという非常に厳しい条件ですが、崖っぷちに立たされた千歌たちにとっては微かでありながらも大きなチャンスです
可能か不可能かは気に掛けない、ほんのわずかな可能性であっても今はもう突き進むしかない彼女たちは1から10へ、10から100にするという大きな目標がここで確立されました。
「…とは言ったもののぉ」
OP後は千歌の気抜けたセリフから屋上でのシーンが始まります
なんとも千歌らしいというか 笑
こういう日常でのシーンを見てるとほっこりしますよね。困難な状況であっても常に重い雰囲気を引きずっているわけでなく、むしろどこか楽しげな演出がラブライブ作品らしくて僕は好きです。
ここで3年生組がAqoursとして活動していたときの話題になりますが、なんとその頃の衣装はダイヤとルビィが協力して作っていたことが明らかになります。
ルビィが裁縫や刺繍が得意というG's設定がアニメ本編でも用いられていることもこのシーンで垣間見ることができましたが、たったこれだけのシーンで黒澤姉妹のこれまで見えてなかった部分が見えたような気がします
ルビィは3年生がAqoursとして活動していたときに衣装の手伝いとしてダイヤたちに係わっていたこと、そのうえで1期9話の「親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ!」と衣装を手渡すシーンでルビィがどんな気持ちでその言葉を言ったのかなど、色々な妄想や考察ができますよね。
そして2話の本題、2手にわかれて大会用と説明会用の曲を作る案を鞠莉が出し、作曲がスタートしますが今までと打って変わって鞠莉の元気な姿が印象的でした
大会用の作曲を担当するのは1年組と3年組という珍しい組み合わせ。
しかし、「無」をテーマにした曲を推す花丸たちに対し、ロックでアクティブな曲を推す鞠莉たちで意見が食い違い作曲は困難を極めます。
このシーン、無を説明する花丸のノリがどこかドラマCDやライブでの幕間アニメーションのときのドヤ顔してそうな花丸っぽくて個人的にお気に入りです 笑
この問題をダイヤはコミュニケーション不足と判断し、信頼関係を築くために彼女たちは色々と試しますがどうもうまくいきませんでしたね。
ドッジボールからお寺の中で雨宿りするシーンまでは本当に楽しくて面白いシーンばかりでひとつひとつピックアップしていたらめちゃくちゃ長くなるので残念ながら割愛しますがこれだけは言いたいです。
果南が、やばいw
これまでボーイッシュでサバサバした印象のあった彼女でしたが、意外や意外。暗いところが苦手という新たな一面が垣間見えましたね。
雷の音で柱やダイヤに抱きつく果南は新鮮でとても可愛らしかったですよね!
依然、まったくかみ合わない6人
そこに雨漏りという緊急事態。
急いで器を使い、手分けして行動するダイヤたち。
ぽつぽつと器に落ちる雨音を見て彼女たちは気付きます
「テンポも、音色も、大きさも」
「ひとつひとつぜんぶ違ってバラバラだけど!」
「ひとつひとつが重なって」
「ひとつひとつが調和して」
「ひとつの曲になっていく」
「マルたちもずらっ!」
手を取り合って笑うダイヤたち。1期では個性について悩んでる千歌たちの姿もありましたが、むしろ個性で悩みにぶち当たる姿が印象的でした。
ここで自分も初見のとき、サブタイトルの「雨の音」とは、こういうことだったのかと納得した記憶があります。
個人的な解釈ですが、このシーンでの雨は熱意(想い)だと思いました。
自分が持っている好きなもの。好きな事。
それを受け止めるのは自分であり仲間です。
どれもバラバラで姿や形の違う器こそがそれぞれの個性であり、その熱意を受け止め聞き、理解していくことでひとつのチーム(曲)が完成していくのかなぁと
偶然か意図的なものかわかりませんが1期2話でも「音」がキーワードとなっていて、その音を介して成長する姿が描かれていましたね。
しかしここで流れたBGMがまぁ~良いメロディでもう、このメロディ(雨の音)がアレンジされてそれが挿入歌になったら神曲になりそうな気しかしなくて今からとても楽しみですね!
ストリングスと鉄琴のようなメロディが和テイストっぽくて未熟DREAMERみたいな雰囲気の曲になったりして...?と妄想が止まらないですねー
それと、ここでも黒澤姉妹...というよりもルビィが大きく成長したなぁと思うシーンが。
花丸と果南に寄り添うダイヤに対し、ルビィが善子と鞠莉に寄り添います。
恥ずかしがりやで引っ込み思案だった彼女があんな笑顔で自分から2人に駆け寄る姿がまぁー嬉しくて嬉しくて! 笑
ほんと、この回で黒澤姉妹の魅力が改めて伝わってきましたね
そして場面は変わり翌日。
屋根に上る千歌のセリフが個人的に気になりました
「輝いてる。なんか、見えたんだ。いま、何を言いたいか。何を思っているのか。
私が私に問いかけていた答えが...」
このセリフですが、2年生組が担当していたのは説明会用の曲です
その答えがこのセリフなのかなって考えたら、真っ先に出てきた曲が「君のこころは輝いてるかい?」でした。
これは学校説明会で君ここ来るんじゃね?と思ったんですが、さてどうなるのか...
とまぁ、見どころたくさんな2話でしたが、1話の内容もあって2話の予告でサブタイが「雨の音」とわかったとき、また何か問題が生まれて苦悩するの...?と雨というワードからそっちの方向に思考が偏ってしまいましたが、全然そんなことなかったですね 笑
ぱっと見では1,3年生にフォーカスを当てての展開でしたが、むしろ本質は個人回だと感じました。
それぞれ個人を掘り下げるような描写はそこまでありませんでしたが、各キャラの新たな一面を見たり、パーソナリティを再確認できたという意味での個人回というか、まだしっかり見えてなかった部分の補完的な演出が多かったのかなぁと思います。
ラストで鞠莉の携帯に入った着信は果たしていい方向に転ぶ吉報なのか、それともまた別のものなのか、続きが気になりますね!
(個人的には予告で水着でパラグライダー?みたいなことしてる梨子ちゃんの姿がとても気になりますね...)