サンシャイン2期3話感想
こんにちは、昨日からみら僕をひたすら聴いてます。みやです。
今回は直前更新になりませんでしたね 笑
ラブライブ!サンシャイン!!2期3話の感想です
3話というと、大きく物語が動く回というイメージが自分にはあるのですが、今回は色々と情報量の多い回でしたね!
いつも通り、振り返りつつ感じたことをピックアップしていこうかと思っていた
...つもりが、記事を書いてて途中で気付きました。
書きたいところが多すぎる...
なので特に3話の中での見どころである予備予選前からエンディングにかけてピックアップしていきます。
2話の最後で鞠莉の携帯に入った着信は残念ながら吉報ではなく、学校説明会は延期という連絡。ラブライブ大会予備予選日と同じ日にずれ込むことに。
なんとかしてどちらも参加するため、最善の策として二手に分かれて説明会と予備予選の両方に出ることを千歌たちは決めるが...
というのが大まかなあらすじでしたが、またここでひとつの壁に千歌たち直面しましたね。
説明会とラブライブ大会、どちらを取るか。究極の2択を迫られます。
考えあぐねる中、千歌は常にどちらも諦められないと強く気持ちをあらわにします
千歌と梨子が夜に会話をするシーンがありますが、この回でも対比での描写が目立ちましたね。
1期2話で2人が手を伸ばす場面ですが、今回変わっているのは千歌が夜空を見ているところです。千歌の見る景色は2期1話のさかさまに映った内浦の海と同じく反転しています。そして2人の表情は1期のときと違い、穏やかで不安な様子はありませんでした。
手伸ばすも届くことはありませんでしたが2人は笑い合います。今回はまだ奇跡は起こせなかった、ということでしょうか?
ここで梨子が最も現実的な案を出します。
「つまり私たちは1人じゃない。9人いるってこと。」
翌日、千歌は他のメンバーに4人と5人に分かれて説明会と予選に出る事を提案しますが浮かない表情です。
ですが善子は「それでAqoursと言えるの...?」と返したように、みんな不安で完全には賛同しきれない面持ちでしたね。
その後の2年生組の会話でも、この案が良い事だとは誰一人として思っていないことがわかります。
「本当に良かったのかな?」
「良くはない。けど、最善の策をとるしかない。私たちは奇跡は起こせないもの
この前のラブライブの予選の時も、学校の統廃合の時も...
だから、その中で一番良いと思える方法で精一杯頑張る。それが私たちじゃないかっ
て、そう思う。」
この場面でも梨子は最善の策という現実的な捉え方をしていますね。しかしそれは「こうするしかないから...」という決して卑屈であったり後ろ向きな発言ではありません。
いま目の前のことを否定したり逃げたりするのではなく、起こっていることを受け止め、その中で精一杯頑張るという前に進もうとする意思はしっかり持っていることがわかります。そしてこの言葉は1期13話でのこのセリフとつながっていると思います。
「そして決めました。私たちは、この街と、この学校と、この仲間と一緒に私たちだけ
の道を歩こうと。起きること全てを受け止めて、全てを楽しもうと!
それが、輝くことだから!!」
ですが、彼女たちはまだ奇跡を起こすことができていません。はたしてこの先どうなるのでしょうか?
そして迎えた説明会と予備予選当日。よいつむトリオは学校で宣伝活動、志満姉と美渡
姉も予選の応援に駆けつけてくれました。やたら堕天ポーズをとる志満姉が印象的でしたね 笑
場面は変わって舞台裏。2年生と黒澤姉妹の5人が予選組になったわけですが...
この衣装ですよ!
和服!未熟DREAMER衣装が大好きな僕は既にテンションがおかしくなっていました 笑
そして「お待たせ致しましたわ...」とダイヤの声が聞こえたとおもったら
あああああああああああああああああ!!??
いや、ダイヤさん... あなた... めっちゃ衣装似合いますやん...
素敵な衣装に大満足な僕でしたが、このシーンでのルビィのセリフが初見のときからずっと引っかかっていました。
「ルビィ、ずっとずっと思ってたんだ。お姉ちゃん、絶対似合うのにって...」
ここなんですけど、似合うというのはもちろんこの衣装のことですが、いくら予選のために前々から衣装を作っていたとはいえ、涙を浮かべるのはよっぽどのことなんじゃないかと思ったんですよね。
しかもダイヤは浦女の生徒会長なのに予選の方に出演していいのかな?とも少し考えたり
これに関しては完全にこういう経緯だったらいいなぁと思ったことなんですけど、説明会組と予選組に分かれるとき最初はダイヤは説明会側だったんじゃないかと思いました。
ルビィは曜と一緒に衣装係を担当していましたが、曜の「今回のルビィちゃんが作った衣装、すっごくかわいい!」というセリフからMY舞衣装はルビィが作ったことがわかります。そして3年生が初めて加入した未熟DREAMER衣装も和服のようなデザインです。
この曲は3年生がAqoursとして活動していた時期から存在していた曲であり、前回の2話からルビィは衣装係のダイヤの手伝いとして当時から衣装作りに関係していたこともわかっています。
このことからルビィは衣装というものを作る際、常に自分に近い人物をモデルにして衣装を考えていくタイプなんじゃないかと思いました。その人物はもちろん姉であるダイヤで、彼女は家柄や琴を弾くことから普段からよく着物を着ていますよね。
つまりルビィにとってダイヤに一番似合う衣装は和服だという考えが根底にあるんだと思いました。
自分が自信を持って似合うと思う人物に衣装を着てほしいと願うのは当然です。
そこでルビィはみんなにダイヤを予選の方に出演してもらえるようお願いしてそれが叶ったからルビィは涙を浮かべながらこう言ったじゃないかなーと妄想をふくらませています。
これぞ姉妹愛ですよね。2期になってこういう2人の関係を更に深く見ることができるようになって本当に嬉しいです!
結果9人全員で歌うことができたのでルビィも嬉しかったんじゃないでしょうか。
さて、いよいよ本番です。
5人でステージに立つも全員表情は暗く不安に満ちた様子です。
メンバーの欠けた状態で歌うのは今回が初めてではないですが状況や心境はあのときとはまったく違います。ましてやこの9人で最後まで足掻いて奇跡を起こそうと誓った今の彼女たちにとって最高のパフォーマンスができるのはもうこの時点で9人揃っていないと駄目なんです。
結果、残りの4人がこちらの方にかけつけるのですがここのBGMが『友情Diary』(もしくはそのアレンジ?)なのが良いですよね~
予選披露曲は『MY舞☆TONIGHT』という曲でしたね!
作、編曲はお馴染みのEFFYさんです
和ロック曲でしたね!こういう曲は個人的に好きですし2話で使われたBGMのアレンジになってて、こういうのが聴きたいなぁ~と思っていたものがズバッと叶って嬉しかったですね!(詳しくは2話感想記事みてね)
この曲の衣装ですが良く見ると和服モチーフだけじゃなく生地の質感やショート丈のパンツスタイルなのがロックですし、歌詞の中にも「焔(ほむら)」という単語や鞠莉のエアギターのような振り付けから2話であったように各メンバーの好きなものを含んでいる辺りさすが畑亜貴さんって感じですね
そしてもうひとつ個人的に大好きなのがダイナミックなカメラワークです
カメラが本当によく動くんですよこれ。最初の天井を映すのを見て和傘みたいになってるのにも気付けたし、特に千歌の背後を天井を映すようなローアングルでグイっと下をくぐって正面に移動するところとサビの梨子、鞠莉、果南の順に流れるようなカメラワークがお気に入りです。ほんとかっこいい。
披露後、千歌を先頭に急いで学校へ向かうAqours
友だちのみかん畑の運搬用の貨物車で山を突っ切って一気に学校まで移動するというものですが今回のこの問題に対して他の誰の手も借りず、千歌や浦女のみんなの力のみで解決しようとしているということですかね。
あとここ、シャツの色がまんま1stライブTシャツですし、貨物車の操縦席に果南がいるのって完全に2ndライブを意識していますよね...!
酒井監督のこういうとこ、いいですよね~!ほんとニクイ演出ですよね 笑
おまけに果南が操縦桿をぶっ壊して止まらなくなると最後まで慌ただしいところがAqoursらしいですね。
これは、いまはもう彼女たちはブレーキが効かないという意味合いにも思えます。
そして物語は佳境に入ります。
最後は浦女まで走って向かう千歌たちですが、タイムリミットは迫ってきています
「奇跡は...起こるのかな...?」
「私、思うんだ...! 奇跡を最初から起こそうなんて人、いないと思う。
ただ一生懸命、夢中になって、何かをしようとしている。
何とかしたい、何かを変えたい! それだけのことかもしれない!
だから...! 起こせるよ、奇跡! 私たちにも!」
「...起こるかな、奇跡!」
「起こるよ! だって...だって! 虹がかかったもん!!」
千歌は強くこう言いましたね。
1話でやるからには奇跡をと言っていましたが、奇跡を起こすために何かをするのではないんです
一生懸命、何かを変えたいと目の前の景色だけを見てひたすら頑張るんですよね
たったそれだけのことだからこそ、何も特別じゃない彼女たちでも奇跡は起こせるんです
この言葉に梨子はもう一度同じことを言いますが疑問形でなく、期待に満ちた言葉になっているんじゃないかなーと僕は思ってます。
そして千歌は虹がかかったから起こると言い放ちます。
人間、自力で雨雲を晴らすことなんてできません。1人を除いては...
それこそ何とかしたいと願い、夢中になって何かを成し遂げようと頑張った結果、虹という奇跡が生まれたんじゃないかと。
この場面でも太陽の光が再び顔をだすという1話と同じような演出でしたね
あたらしい青空がそこには待っていましたね。
さて、ここで終わりかぁ~と思ったらぶち込んできましたね。
そのまま学校説明会に入りライブを披露。
曲は『君のこころは輝いているかい?』でしたね
前回の記事でも千歌のセリフから予想はしていましたが本当に君ここがくるとは...
いまこの場面で君ここを聴くとまた新たな発見があるかもしれませんが、実際みててシングル版と少し変更点がいくつかありましたね。
まずわかりやすいのがラスサビの縦一列になるところですが、並び順が逆になっていますよね。あとはサビで横一列になるところも並び順が少し変わっています。
シングルでは左から鞠莉、ルビィ、善子、千歌、曜、梨子、ダイヤ、花丸、果南ですが
3話だとルビィ、善子、鞠莉、梨子、曜、千歌、果南、ダイヤ、花丸と変更されていますね。
後はCGのモデリングが修正されてたり、画面の明暗が強調されてたり照明の光が強くなってたりと細かな修正がはいっているのがわかります。
いつかもっとじっくり違いなど比較して見ていきたいですね
このカットは色々とずるい...
さて、長くなってしまいましたが改めて3話、本当に見どころがたくさんありましたね
彼女たちも大きく前進できたのではないでしょうか?まさか1話にふたつも挿入歌をいれてくるとは思いませんでしたが、この回で学校説明会は無事終えられたということだと今後の展開はどんな感じになるのでしょうかね?
そして個人的に2期ってやたら逆(反転)になっていたり比較になっていたりする演出が多いと思うのが気になってます...
次回はダイヤ回! 個人的に掘り下げてほしいキャラの1人なので次回も楽しみですね!