みやのひとりごと

すきなことをまったりと。

#12 偶然と運命

突然ですが、みなさんは運命というものを感じた瞬間はありますか?

毎日を過ごす中でひとつの出来事や体験に対して普段から「これは運命なんだ!」って思うことってそんなにないですよね。余程の大きな出来事じゃない限り「たまたま」くらいで済んじゃうのがほとんどだと思います。

例えば、アキバで一人で買い物をしていたらオタク友達に偶然会ったとしても、それを運命の巡り会わせだ!なんて、そうそう思わないですよね。だって相手もオタクなんだからアキバにいても不思議じゃないですから。

 

僕はわかりやすいくらいラブライブ!のオタクなんですけど、この作品に出会ってから人生が変わったなってよく思うんです。

人生が変わったなんて大げさすぎwwwなんて思うかもしれないですけど、この作品に出会ってから生活がガラリと変わりました。数えきれないくらいライブやイベントに参加するようになって、それがきっかけでいろんな場所に足を運んだり、この作品がなかったら出会うことがなかった人ととも友だちになりました。

この出会いが重なってたくさんの仲間ができたりと、内面的にもひとつの作品についてものすごく考えるようになって価値観さえも変わっていって、

そして今では精一杯応援したいと思える憧れの存在もできました。

 

もうここまできたら、自分にとっては人生が変わったと言っても過言ではないんですよ。

そんな人生を変えるくらいの作品に出会ったきっかけは「たまたま」程度から始まる出来事だったなぁと、スクスタをやってて思ったんですよね。

 

自分がラブライブ!を知ったのはスクフェスからで、当時学生でandroidユーザーだったので暇つぶしにスマホで面白いアプリがないか探していたときに新着アプリ欄で偶然見つけたのがスクフェスでした。

最初期はiOS版のみでandroid版は数か月遅れて配信されてましたからね。

 

音ゲーなら気楽にできるなと思ってやり始めたら、まぁー曲がすごい良くて…

気付いたらiTunesμ’sの曲を片っ端からDLして毎日聴いてたんですよ。

そっから試しに見てみるかーくらいの気持ちでようやくアニメを見始めたんですけど、その頃はまだライブには興味がなくて、CD音源でμ’sの曲を聴くだけで満足してたんです。でもキャストのトークは面白くてめちゃくちゃ好きだったんですよね。えみつんファイトクラブとかにこりんぱなとか毎回ゲラゲラ笑いながら見てたのが懐かしい…

 

そんな中、一度でいいからラブライブ!のイベントに行ってみようかなと思って、たまたま申し込んで当たったイベントというのがファンミ大阪でした。

これまでライブには行ったことなかったけど、ファンミならトークもあるからライブ経験のない自分でも楽しめるだろうから、持ってこいのイベントじゃないのかと思って申し込んだような気がします。

 

で、いざ参加してみたら…

 

まぁーーー楽しかったんですよね 笑

人生初のアニメイベント! あのμ’sが目の前にいる! アニメの再現すげー! みたいなね、なにもかもが初めての経験で、これまでなんでライブとか行かなかったんだろう?って思うくらい楽しい時間を過ごせて、ほんと楽しかったなぁ…

そしてここで、人生で初めて生で聴いたμ’sの楽曲、

 

それが『ユメノトビラ』だったんです。

 

感動しました。2.5次元コンテンツと呼ばれていたものが自分の想像していたものよりも遥かに衝撃的で楽しくて、TVアニメで見てきたものが今実際に目の前に広がっている景色に心が躍りました。これが自分にとって本当の意味でのμ’sとの運命の出会いでした。

それからラブライブ!はファイナルライブを迎えることになるのですが、結論から言うと当初LVでの参加予定だったのが、いろんな理由があって両日とも現地参加することになったんです。その理由というのがライブに直接関係があるわけではないけど偶然が重なった結果、現地参加が決まったというか… 笑

書くと長くなるので割愛するけど、いろんなエピソードがあっての念願の初ナンバリングライブ参加でした。

今思えば、ここまでライブに行こうと思えるようになったきっかけはファイナルライブだったのかもしれないですね。

そして今、Aqoursのことを全力で応援している中で最初の頃を思い返すと、梨子ちゃんを推していこうって決めたのって、なんだかんだ言って早かったなーと。

 

彼女には自分との共通点があって、音楽をやっていること(今はもうやってないですが…)、ステージに一人で立つ怖さと挫折を味わったこと。自身と同じような経験をしてきたからアニメが始まってからすごく気になるようになっていったんです

加えて1stライブっていう決定打となった出来事もありましたし。

 

そこで親近感が湧いて、気づいたら梨子ちゃんのことを目で追うようになってて、彼女の抱く気持ちのひとつひとつに共感したのが一番の理由です

それともうひとつ、実は自分と同じ経験を梨子ちゃんもしていました。

 

TVアニメ1期の2話、

梨子ちゃんが初めて自分の意思で聴いたμ’sの楽曲が『ユメノトビラ』でしたよね。

そう、自分と一緒だったんです。

 

放送当時は何故かそのことを特に気に留めることがなかったんですよ。もしかしたら心の奥底で「たまたま」くらいしか思ってなかった出来事だったのかもしれないです

でも2期5話を見終えてからその共通点に気づくことができたんですよね

 

すべてのことに意味がある』という言葉を受け止めてようやく梨子ちゃんも自分と同じで初めて聴いたのが『ユメノトビラ』であることに気づけたとき、ものすごく運命を感じたんです。

 

μ’sとの出会いが自分も梨子ちゃんも同じ曲ってのは言ってしまえば偶然なのかもしれないけど、そういったものに意味を見出せばなんの変哲もない偶然であったとしても運命に変えることってできるんだと思うんですよね。

自分がこれまでラブライブ!を知って、μ’sのことを好きになって、Aqoursのことを応援したくてここまで走ってこれたのは偶然が重なって、そこにプラスしてもっと好きになりたいとか、知りたいと思って行動してきた想いが働いて運命という結果に繋がったんじゃないかって思うんです。

だから、きっと自分はなるべくして梨子推しになったんだって思ってます。

 

アニメ本編の言葉を借りるなら、本当に見えない力で繋がってるんじゃないか?って思ったり、その力を実感した瞬間っていうのがなんだか楽しくて、嬉しくて、この出会いはもう運命だ!って、言いたくなっちゃいます 笑

 

そう考えるようになってから改めて『ユメノトビラ』を聴いたとき、この曲がもっと好きになれたんです。

 

“ずっと探し続けた 君と僕とのつながりを探してた”

ユメノトビラ 誰もが探してるよ 出会いの意味を見つけたいと願ってる”

 

これまで書いてきたことのすべてがこのふたつの歌詞に詰まっているなぁって、すごく感じます

この曲を初めて聴いた頃はこんな捉え方はできなかったけど、月日が流れた今の自分にとってまた新しい意味とか繋がりを感じるようになったのって、それこそ運命のようにも思えます

 

きっと自分以外の人だって、いろんなところで何気ない偶然を重ねていってるんだと思います。

それらがいつの日か繋がって、運命のような出会いや体験になるかもしないですね!

 

そしていつかまた、この曲が聴きたいと願っています。ラブライブ!フェスで聴けたら嬉しいなぁ…

 

4年前に初めて観たあのステージから始まって、今の自分がある。

思い返せば、あの瞬間が正しく“青春のプロローグ”だったのかもしれないですね。